One-NetBook社から7インチ液晶ディスプレイが 180度回転して折りたためるコンバーチブル型の新製品 One-Netbook「A1」の正式発表が近そうです。
エンジニア向けの新しいプロダクト
7インチサイズのビジネス向け UMPC のOneMixシリーズ、ゲーミングの特化した OneGxシリーズに加え、RS-232シリアルポート・RJ45 を備えたエンジニア向けのシリーズが登場です。
今年の7月中旬から Discord で要望・情報公開がされてきましたが、すでに試作機は完成し、中国本国を中心にテスター募集を開始しています。
エンジニア向けの新製品 One-Netbook「A1」
エンジニア向けの新製品 One-Netbook「A1」は、7インチ液晶ディスプレイ(1920×1200)が 180度回転して折りたためるコンバーチブル型、産業用デバイスに広く使われている RS-232シリアルポート、Gigabit Ethernet(RJ45)、バックライトキーボードを備えたモデルです。
公開されている画像をみると、RS-232シリアルポート、USB 3.0 ×2、Gigabit Ethernet (RJ45)、USB Type-C×2、microSDカードスロット、イヤホンジャックが確認できます。
ライバル社である GPD社から発売されている GPD MicroPC によく似ていますが、180度回転する7インの液晶ディスプレイ(1920×1200)、タッチパネル操作、2048段階の筆圧ペン感知、光学式ポインティングデバイスといった機能があります。
富士通の LOOX Uシリーズ、工人舎、Zaurus を彷彿とさせるスタイルは一定の人気を集めそうです。残念ながらペン収納できるスペースは確認できません。
本体はABS合成樹脂製ではなく、金属筐体を採用するようです。
GPD MicroPC は両手持ちスタイルでの作業に特化していましたが、工程師PC は片手スタイルに特化したユーザーインターフェースを備えたデバイスになりそうです。
- 正式名称:One-Netbook A1
- 7インチ液晶ディスプレイ(解像度 1920×1200)、タッチディスプレイ
- 画面は180度回転して折りたためるコンバーチブル型
- 2048段階の筆圧ペン感知
- バックライトキーボード搭載
- レガシーポート(RS-232など)を搭載
- 重量 550g
すでに試作機は完成していて、中国本国をはじめとしてテスター募集を開始しています。
CPU は Intel Core m3-8100Y、メモリーは8GB、価格は9万円台になるとも噂されています。
早ければ 2020年9月中には詳しい製品のスペック・価格などが公開されるかもしれません。
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