爆速!ハイスペックモデル「OneMix 2S」実機レビュー!気になるSSD速度・ベンチマーク結果・冷却能力・使用感が全部わかる!

GPD Pocket 2を超えるスペックで注目を集めているOne Netbook One Mix 2シリーズには、CPUにIntel® Core™ m3-7Y30の通常モデルと、Intel® Core™ m3-8100Yを搭載したハイスペックモデルの2種類が販売されています。

現地協力者(中国)からハイスペックモデル「OneMix 2S」の実機レビューが届きましたのでお伝えしていきます!

ハイスペックモデル「OneMix 2S」実機レビュー

One Netbook One Mix 2シリーズのIntel® Core™ m3-8100Yを搭載したハイスペックモデルOneMix 2Sの現地協力者(中国)からの情報提供をもとに実機レビューをお伝えしていきます。

実際のハイスペックモデルOneMix 2Sの使用感、SSD速度、ベンチマーク結果、冷却能力などを詳細にチェックしていきます。

海外通販サイトの一部では通常モデルOneMix 2の出荷が始まっています。すでに届いている人はハイスペックモデルOneMix 2Sと比較してみると良いでしょう。

OneMix 2シリーズのスペック比較

One Netbook One Mix 2シリーズには、CPUにIntel® Core™ m3-7Y30の通常モデルOneMix 2と、Intel® Core™ m3-8100Yを搭載したハイスペックモデルOneMix 2Sの2種類があります。名前に「S」が付いた方がハイスペックモデルです。

そのほかのスペックはどちらのモデルも同じですが、One Netbook One Mix 2シリーズの特に注目すべきところはPCIe接続のSSDを搭載していることです。
総合的な基本スペックはGPD Pocket 2を超えています。

前モデル(One Netbook One Mix)に搭載されていたバックライト付きキーボードは、指紋認証センサーを搭載したことによりなくなりました。スペック表はメーカー担当者より提出があったデータをもとに作成していますが、実際の商品のスペックを保証するものではありません。

ハイスペックモデル「OneMix 2S」を開封

One Netbook One Mix 2シリーズのパッケージは、贈り物の高級海苔(のり)のようなデザインは前モデル同様に健在です。パッケージの中央には金文字で「壹号本OneMix」とプリントされています。

Instructions(封筒)には保証書・マニュアル、Charger(小箱)にはアダプタ、USB Type-Cケーブルが入っています。

付属品のアダプタ・USBケーブルは、前モデルよりも少しだけグレードアップしています。アダプタはプラグ収納式を採用しているので持ち運びに便利です。

サイズ感・重さを確認していく

One Netbook One Mix 2シリーズの本体サイズ:182mm x 110 x 17mmで、通常モデル・ハイスペックモデルどちらも同じです。女性の手でもつかめるコンパクトサイズです。

公式発表では本体の重さは515g~518gと発表されていましたが、実際に測定したところ本体の重さは541.2gです。片手でも持ち運べる重さです。

本体の厚みはそれほど気になりません。カバンに入れて持ち運ぶ際にも邪魔にならないサイズ感です。1Kgを切る軽量なノートパソコンの持ち運びが続かなかった人でも、このサイズ・重さであれば持ち運べるでしょう。

GPD Pocketシリーズによく似たデザインですが、スペックは大幅にパワーアップして正統な進化を遂げたシリーズと言えるでしょう。

本体の外観をチェック

One Netbook One Mix 2シリーズはCNC削り出しのアルミニウム合金で、見た目は前モデル(One Netbook One Mix)から大きくは変わっていません。すでに前モデルを持っている人は、専用ケース(One Netbook One Mix Protective Case)をそのまま使えます。

背面には内蔵ファンの排気口が用意されています。実際に動作させてみると内蔵ファンの音は静かです。通常使用であれば、ほとんど音を感じることはないでしょう。静音性は健在です。

前モデルにあった給電用(MicroUSB)のI/Oポートがなくなり、インジケータ表示(ランプ)が追加されました。給電状態が一目で判断できるようになりました。

One Netbook One Mix 2シリーズはPD(急速充電)に対応しているので、電源が確保できない外出先でもモバイルバッテリーから充電できます。

初期ロットでは技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)はないようです。そしてネジ穴の1カ所には正品を表すシール(封印)が貼られています。

SSDを換装する際にはシールをはがす必要があります。ただし、構造的にSSDの換装はほぼ分解しないかぎり難しいようです。

前モデル(One Netbook One Mix)と同じように金属筐体の精度は高く好感が持てます。

キーボードレイアウト・指紋認証センサーをチェック

One Netbook One Mix 2シリーズのキーボードレイアウトは前モデル(One Netbook One Mix)と大きく変わっていません。キーボードレイアウト(US配列・日本語入力できます)だけでなく、キーボードの押し心地も変わっていないので、前モデルを使っている人であれば違和感なしにキーボード入力ができます。

製造ぎりぎりまでバックライト付きキーボードを実装しようとしていたためか、ESCキーにバックライトON/OFFボタンが残ったままなのが残念です。(今後の製造ロットによっては直されるかもしれません)

キーボードの質感は前モデルと同じマットな感じです。光学式ポインティングデバイスの使い勝手は良好です。ただ、この手のデバイスは操作する指の状態によって正しく反応しないケースが報告されています。

指紋認証センサーの感度は良く、認識に失敗することはほぼありません。実際に使ってみると動作は良好です。Windows 10起動時のパスワード入力を簡単にできるのはうれしいですね。

スタイルに合わせた使い方ができる

One Netbook One Mixシリーズには、GPD Pocketシリーズにはないスタイルに合わせた使い方ができます。7インチの液晶ディスプレイはタッチパネル、2048段階の筆圧感知スタイラスペンに対応、大きな特徴として液晶ディスプレイが360度開きます。

液晶ディスプレイは高解像度1920×1200で画素密度は324ppiの高精細パネルを採用しています。ヒンジは180度まではスムーズに開閉できます。GPD Pocketシリーズと違い、本体天板が接地面に接触して本体を傷つけることもありません。

180度から360度へ液晶ディスプレイを開くには、ぐっと力を加える必要があります。タブレットモード(360度開く)にするとキーボード入力が自動で無効化されます。

2048段階の筆圧感知を実現する専用のスタイラスペン(One Netbook Stylus Pen)の感度・使い心地は前モデル(One Netbook One Mix)と変わりはありません。メモ代わりに使ったり、ちょっとしたお絵かきツールとして使うのがおすすめです。

搭載されているSSD・ベンチマーク結果

One Netbook One Mix 2シリーズに標準搭載されているPCIe接続のSSDは、Longsys社のSSDであるFORESEEシリーズです。

CrystalDiskMarkでのベンチマーク結果は画像のとおりです。搭載されているPCIe接続のSSDは速くGPD Pocket 2だけでなくGPD WIN 2のスコアを圧倒しています。(表示がおかしいですが、数値だけで判断してください)

ドラゴンクエストX ベンチマーク結果

One Netbook One Mix 2シリーズのハイスペックモデルOneMix 2SでドラゴンクエストX ベンチマークを実施しました。ベンチマークテスト1回目のスコアは4977でした。

2回目のベンチマークテスト結果は5005で「快適」を記録しました!

ハイスペックモデルOneMix 2Sのベンチマーク結果からわかるとおり、SSDのベンチマークに続き、ドラゴンクエストX ベンチマークでもGPD Pocket 2を圧倒しています。

リカバリについて

OneMixシリーズのリカバリ方法は「Windowsの設定画面」→「更新とセキュリティ」→「回復」からはできません。One Key Recoveryを立ち上げてリカバリ(工場状態)にします。

  1. 電源ボタンを押します。
  2. 電源ランプが点灯したら「Fnキー」+「7キー」を同時に押します。(連打すると良い)
  3. Bootメニューが表示されたら「Other Boot Item」を選択します。
  4. 次に表示される画面で「A)Restoration the factory system」を選択(aと入力してエンターキー)します。
  5. しばらく待つと完了です。

冷却能力を確認していく

ハイスペックモデルOneMix 2Sのベンチマーク後のCPU温度は80度以上に達しました。ベンチマーク中は内蔵ファンがフル回転しますが、それほど大きな回転音ではありません。

初代GPD Pocketが70度以上、GPD Pocket 2が60度以内に収まっていることを考えると、かなりCPU温度が高いことがわかりました。通常の使い方であれば問題はないと考えられますが、負荷がかかる作業では冷却能力が気になるところです。

また、本体の表面温度は低くても金属筐体の熱伝導率の高さがあだとなり体感的に熱く感じるでしょう。安定したモデルが欲しい人・冷却能力が気になる人は通常モデルOneMix 2を使うことをおすすめします。

正統な進化を遂げたOneMix 2シリーズ:クーポン情報

大幅にパワーアップしたスペックを備えた次世代機One Netbook One Mix 2シリーズ、最大開度360度、2048筆圧感知といった機能はもちろん、新たに指紋認証機能を搭載しました。

ハイスペックモデルOneMix 2SのSSDベンチマーク、ドラゴンクエストX ベンチマーク結果はGPD Pocket 2を圧倒しています。

OneMix 2シリーズ 販売情報
商品名 OneMix 2 OneMix 2S OneMix 2S Koi Limited Edition
販売価格 629.99ドル 669.99ドル 869.99ドル
OneMix 2は629.99ドル、OneMix 2Sは669.99ドルと大きな価格差はありません。
限定モデル OneMix 2S Koi Limited Editionはプレセール価格で869.99ドルです!

安定したモデルが欲しい人は通常モデルOneMix 2、より高いスペックを求めたいという人はハイスペックモデルOneMix 2Sを購入すると良いでしょう。

海外通販サイトではプレオーダー・プレセールが始まり、商品が出荷される前から価格合戦が開始されていましたが、今後はどの海外通販サイトも落ち着いた適正価格での提供となるようです。

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