多くのドライバーユニットを搭載したカナル型イヤホンに興味はあっても、まだ手が出せていない人、どれを選んで良いか分からない人は必見です。
中国のシリコンバレー、深セン発のオリジナルブランド NICEHCKの “NXシリーズ” に最新作が登場しました。7つのドライバーユニットを搭載し、ハイレゾリューションなサウンドを実現できるイヤホンです。
1万円アンダーでワンランク上のサウンドを楽しめる「NICEHCK NX7」をご紹介します。
バランスドアーマチュア型ドライバー搭載「NICEHCK NX7」とは
中国・深セン発オリジナルブランド NICE HCKから販売された「NICEHCK NX7」は、バランスドアーマチュア型ドライバー4基、複合カーボンナノチューブダイナミックドライバー2基 、 セラミック振動板ドライバー1基、合計7つのドライバーユニットを採用したカナル型イヤホンです。
進化した NXシリーズの最新作
毎月のように新しいイヤホンが発売され、進化し続ける中華イヤホン。
価格帯もピンからキリまでありますが、1万円アンダーで購入できるイヤホン候補として NXシリーズの最新作 NICEHCK NX7はおすすめです。
“高級なイヤホンは買えないけれど、安価で良い音質・解像度のイヤホンを楽しみたい” を方針として、評判が良い NICEHCK NX7をご紹介します。
「NICEHCK NX7」をチェック
オリジナルブランド “NICEHCK”の NXシリーズ「NICEHCK NX7」をチェックしていきます。
購入の決め手は、金属フェイスプレート&クリアシェルのデザイン、7つの贅沢なユニットから形成された音のバランスが良いという評判が気になったからです。
本体カラーは2色(ブラック、ブルー)で、明るく鮮やかな色合いのブルーをチョイス。
すぐに高音質を体感できる充実した付属品
NICEHCK NX7のパッケージには、イヤホン本体、イヤーピース6組(S/M/L 各2セット)、錫メッキ銅ケーブル、収納ポーチが付属します。
中華イヤホンとしては、もはや定番のスターターキット(付属品)といえます。
購入してすぐにハイレゾリューションな音質を楽しめるのもポイントです。
デザイン性が高いフェイスプレートにハウジング
外側のフェイスプレートはアルミ合金製、中心部は精巧で綺麗なクリアシェルで、内部構造が見えるのがポイントです。スケルトンデザインが好きな方には堪らない一品です。
デザイン性が高いだけでなく、実際に耳に装着したフィット感も良好。
重さを感じることもなく、自然なつけ心地です。
NXシリーズは、2Pinケーブル着脱式を採用しています。
少しの力でケーブルの抜き差しができるので、将来的にリケーブルをしたい人も安心です。
NICEHCK NX7の音質・解像度
最も気になる NICEHCK NX7の音質・解像度をチェックしていきます。
忠実なモニターサウンドを再現した音質
バランスドアーマチュアドライバーから構成されるサウンドは、非常にクリアな中に柔らかみもあり、忠実なモニターサウンドとしても最適です。
音質もクリアで奥が深く、一つ一つの音が丁寧で柔らかく表現されています。
1万円アンダーの価格帯のイヤホンとしては優秀です。
長時間のリスニングにも適した音質
ポピュラーになりつつあるドンシャリ系なサウンドとはまた違う視点で設計されています。
ドンシャリ系はクラブミュージックや低音にインパクトがある反面、どうしても長時間のリスニングでは耳が疲れます。
ドンシャリ系とは違い低音の表現が弱いかというと、しっかりと耳に負担がない範囲でクリアかつコントラストのある低音を再現してます。
ハイレゾリューションならではの音の深み・表現の豊富さ
聴きなれている曲を試しに NICEHCK NX7で聴くと、全く違った音の深みを感じます。
従来のイヤホンでは拾えなかった細かな音、微妙な音も拾っていて、表現の豊さも感じさせます。中音域から高音域にかけてはより立体的に聴こえ、底力もあります。
相性が良いアップグレードケーブル「NICEHCK TYB2」
16芯銀メッキ線・高純度銅線ミックスケーブル「NICEHCK TYB2」がおすすめです。
付属品の錫メッキ銅ケーブルとはまた違い、より立体的で深みをさらに増した音質・解像度に変わります。
バランスの中に立体感・強弱やメリハリが出て、より聴きやすく非常に満足のいく音質に変化しました。
音の再現性が自然と高められているのも良いポイントです。
NICEHCK NX7 のポテンシャルをさらに伸ばしてくれる最適なケーブルといえます。
さまざまな環境で試してみたいハイレゾリューションサウンド
それでは実際に、さまざまな環境で NICEHCK NX7を使っていきましょう。
レトロゲームサウンドを通して昔の記憶が蘇る
最近ではチップチューンなどをはじめ、レトロゲームサウンドが人気です。
チップチューンのお供に、また大好きなゲームをより解像度が高いイヤホンでプレイしたい人に最適です。
レトロゲームといえば、やっぱり “インナーイヤー型” がおすすめです。
なので、カナル型イヤホンの NICEHCK NX7は、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、PS Vitaといった、比較的最近(?)のゲームコンソールで遊ぶのに向いています。
定番のスマートフォンでも音の再現性が高い
常に持ち歩く iPhoneなどをはじめとするスマートフォン。
その音楽プレイヤーにおいても音の再現性が高く、長時間聴いても疲れにくいです。
最近は Bluetoothイヤホンが主流ですが、便利な反面、音声圧縮方式から音域がカットされたり遅延が発生するケースが多いです。イヤホンケーブルを通して聴けば、そういった問題を解決できます。
もちろん、Bluetoothイヤホンケーブルを使えば、Bluetoothイヤホンとしても利用できます。
音にこだわる人にも最適なモニターサウンド
モニタースピーカーやモニターフォンで使えるのか気になっている人もいるでしょう。
NICEHCK NX7なら、その期待に応えてくれます。
モニターサウンドとしても再現性が高いので、作曲や DTMで使いたい人にも最適です。
作曲アプリでも使ってみましたが、奏でる音1つ1つの違いを聴きわけることができます。
非常に優れたバランス・サウンドの「NICEHCK NX7」
「NICEHCK NX7」は、バランスドアーマチュア型ドライバー4基、複合カーボンナノチューブダイナミックドライバー2基 、セラミック振動板ドライバー1基、合計7つのドライバーユニットを採用したカナル型イヤホンです。
1万円アンダーで購入できる価格帯、ハイレゾリューションならではの音の深み・表現の豊富さ、評判どおりクオリティが高いイヤホンです。
聴いていて心地よい音質のバランス、モニターサウンドとしても忠実で、奥深さを感じられる1万円アンダーの実力派イヤホン「NICEHCK NX7」。
評判どおりの音質をあなたも体感してみませんか。