中華イヤホンブランド・OEMメーカーとして日本国内でも知名度を高めているNICEHCKブランドのアップグレードケーブル「NICEHCK CT2」到着しました。
このイヤホンケーブルは、16芯 高純度無酸素銅線のイヤホンケーブルで、高音・中音・低音の全域の解像度・情報量を高められると評判です。実際のアップグレードケーブルの実力をチェックしていきます。
「NICEHCK CT2」16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブルとは
つい先日、NICEHCKストアのオリジナルイヤホンとして発売されたNICEHCK M6を購入しました。このイヤホンは高音・中音・低音のバランスが良くクセがない音質なのが特長です。
アップグレードケーブルの多くが特定の音域を強調したり、高める効果がありますが “音質をそのままに、もっと解像度・情報量を高められるアップグレードケーブルがないかな” と探していたところ、発見したのが16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 です。
“高級なイヤホンは買えないけれど、高機能で安価な中華イヤホンブランドのイヤホンを少しでも快適・高音質に楽しみたい” を方針として、16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 をご紹介していきます。
高純度無酸素銅線
高純度無酸素銅線は、オーディオ機器などで広く使われている素材:銅です。
通常よりも純度を高めることで、優れた高域表現と豊かで芯の強い中低域再生を実現しています。
16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 の純度は99.99%(OFC)です。
16芯のイヤホンケーブル
16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 は、一般的なイヤホンケーブルよりも多くの線を編みこみしている16芯です。多くの線を編みこみすることで、それだけ多くの情報量を増やし伝えられます。
上から8芯イヤホンケーブル、一般的なイヤホンケーブル、16芯イヤホンケーブルです。
ほかのイヤホンケーブルと並べてみると、16芯はかなり細い線で編みこまれていることが確認できます。
NICEHCK CT2の実力をチェック!
16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 の実力をチェックしていきます。高音・中音・低音のバランスが良くクセがない音質のイヤホン NICEHCK M6と組み合わせて聴いていきます。
気になる音質・解像度は
16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 を組み合わせることで、高音・中音・低音の全域の音質・解像度が自然なかたちで高められます。特定の音質が高まったというわけではなく、本当に高音・中音・低音の全域がバランス良く高まったことを実感できました。
もともとNICEHCK M6は、音質・解像度のバランスが良かったイヤホンだけに、これはうれしい効果が実感できる結果となりました。どのようなタイプのイヤホンにも合わせられるアップグレードケーブルと言えます。
数千円のイヤホンに組み合わせるアップグレードケーブルとしては最適とは言えませんが、1万円を超えるようなポテンシャルが高いイヤホンにおすすめできるアップグレードケーブルです。
やわらかいケーブル
16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 は、16芯で多くの線が編みこまれているのでケーブルの取り回しが悪いのではないか。と思われるかもしれませんが、想像以上にやわらかいケーブルです。
一緒に購入をした8芯ケーブル(NICEHCK TYB1)の方が硬めな感じなのが不思議なほどです。
とてもやわらかいケーブルなので、イヤホンの装着方法は耳掛け、シュア掛け、単純に耳から垂らして装着しても良いでしょう。
こんなイヤホンに最適
残念ながら16芯 高純度無酸素銅線イヤホンケーブル NICEHCK CT2 は “ケーブルを交換して特定の音域を高めたい” という使い方には向いていません。“もともとのイヤホンの音質・解像度をそのまま高めたい” という願いをかなえるのに最適なアップグレードケーブルです。
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“ケーブルを交換するだけで音が変わるの?” と疑問に思っている人はいませんか。一度でだけでも良いのでアップグレードケーブルに交換して変化を体感してみると良いでしょう。