「それ、GPD製品でしょ?」
「違うよ。Magic-Benの MAG1 だよ。」
突然登場した第4の勢力「Magic-Ben」
GPD、One-Netbook、CHUWI に続き、Magic-Ben の「MAG1」が参戦です!
このままだと中国メーカー同士の体力勝負、つぶし合いを強いられそうな気がします。
突然、製品発表したかと思えば、海外通販サイト GeekBuying でプレセールを開始、このスピード感ある Magic-Ben社のデビュー作をご紹介していきます。
新しく登場した UMPC「MAG1」ちょっとカッコイイ
中国広州に本部を構える Magic-Ben社は、UMPC のベンチャー企業として誕生しました。
そのデビュー製品として発表したのが 「MAG1」 なんです。
速発表・速プレセールのスピード感!
最近の UMPC製品といえば情報を小出しにして注目を集めるティーザー広告ばかり。
それと比べると、 製品発表からプレセールをすぐ開始した Magic-Ben の MAG1 には好感が持てます。やきもきしなくて良いですからね。
本体天板には、Magic-Ben のロゴ(稲妻マーク?)が描かれています。
ゲーミングPCデザインっぽくて、ちょっとカッコイイかも。そんな MAG1 のスペック・価格・搭載されている機能・押さえておきたいポイントを確認していきます。
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- エントリーモデル(8GB+256GB)689.99ドル
- エントリーモデル(4G LTE バージョン)709.99ドル
- ハイスペックモデル(16GB+512GB)789.99ドル
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割引クーポン対象の商品 | 割引クーポンコード | 価格(クーポン適用後) |
エントリーモデル(8GB+256GB) | MagicBen20 | 609.99ドル |
エントリーモデル(4G LTE バージョン) | MagicBen4GL | 699.99ドル |
ハイスペックモデル(16GB+512GB) | MagicBenHWiFi | 779.99ドル |
ハイスペックモデル(4G LTE バージョン) | MagicBenH4G | 859.99ドル |
MAG1のスペックを確認!
最初に MAG1のスペックを詳しくみていきましょう。
GPD、One-Netbook、CHUWI といった企業からも UMPC が発売されているので、最も気になるポイントです。しっかりチェックしていきましょう。
実際に発売される本体カラーは、人気カラーの「ブラック」のみです。
スペックそのままに、4G LTE 対応したモデルも発表されています。
もはや定番といえるスペックを搭載してきた
UMPCのベンチャー企業 Magic-Ben のデビュー製品ということで、ライバル企業と違ったスペックで発売されたかと言えば、もはや定番といえる “お堅い” スペックを搭載してきました。
MAG1は大きく2つのモデルを発表しています。
どちらもインテル第8世代 Core m3-8100Y を搭載しています。
一つは、メモリ 8GB、ストレージ容量 256GB のエントリーモデル、もう一つは、メモリ 16GB、ストレージ容量 512GB のハイスペックモデルです。
新しく発表された 4G LTE 対応モデルを合わせれば、全部で4つのモデルです。
CHUIWI MiniBook や、OneMix 3シリーズのディスプレイサイズは8インチですが、MAG1 は GPD P2 Max と同じ少し大きな 8.9インチを採用しています。
Magic-Ben社が MAG1 のセールスポイントとしているのは、液晶ディスプレイの “ベゼル幅の狭さ” です。他社製品と比べるとたしかに狭いかも。
初!4G LTE に対応しています。
驚くべきことに MAG1 は、4G LTE 対応に対応します。
現在発売されている UMPC では、OneMix 3(初期ロットの一部)のみ対応していましたが、MAG1 は 4G LTE 対応モデルを用意しています。
4G LTE 対応 UMPCがデビュー!
正式に 4G LTE 対応をアナウンスした UMPC は MAG1 が初めてです。
SIMスロット、アンテナだけでなく、LTEモジュールも搭載しています。
※ 4G LTE 対応モデルについては、2019年11月7日に発表されました。
大きさは GPD P2 Max相当
GPD製品によく似た製品は過去にも販売され続けていますが、同じように MAG1 の見た目は、GPD P2 Max によく似ています。タッチパッドを搭載している点なんかも・・・きっと、たまたまですよね。
本体の大きさは、207.2 x 146.5 x 17.5 mm で GPD P2 Max 相当ですが、本体の重さは どの製品よりも重たい 690g です。ただ、重たいといっても 30gくらいの差なので、体感的には気にならないかも。
ちなみに、重さを順に並べてみると・・・
MAG1(690g)、CHUWI MiniBook(660g)、OneMix3シリーズ(659g)、GPD P2 Max(650g)です。いずれも公式発表されたスペック数値です。
う~ん、ほとんど横ばいなのがわかりますね。
I/Oポートは必要最低限
MAG1 の I/Oポートは、USB Type-C、USB 3.0、MicroHDMI、microSDカードスロット、イヤホンジャックと必要最低限のみです。
多くの USB機器を接続したいという場合には、USBハブが必要となります。
UMPC ってこんな感じのシンプル設計で良いと思います。
搭載されている機能もシンプル
MAG1 に搭載されている機能もシンプルです。
タッチスクリーン、バックライトキーボード、指紋認証、トラックパッド、4G LTE 対応(4Gモデルのみ)の5点です。
キーボードレイアウトは OneMix 3シリーズ相当
OneMix 3シリーズのような液晶画面が 360度回転、4096段階の筆圧感知を使わないという人であれば十分でしょう。
MAG1のキーボードレイアウトは、OneMix 3シリーズによく似ています。
GPD P2 Max の5列キーボードではなく、6列キーボードを採用しています。こちらの方がしっくりくるという人は意外と多いかも。
充電・給電には困らないかも
充電・給電は USB Type-C で 5V / 9V / 12V に対応しています。
ほとんどのモバイルバッテリー、ACアダプタ機器で動作確認ができるでしょう。
後発製品だけに、こういったところはキッチリ押さえてきていますね。
ちょっと気になるところ
Magic-Ben社の Twitter アカウントでは、MAG1 の動画が公開されています。
MAG1 はクラムシェルタイプの UMPC です。
※メーカーから公開されたスペック表をもとにした最大開度です。
動画をよく見ると、大きく天板を開いたときに少し後ろにグラつくような動きが見受けられます。もしかしたら、GPD P2 Max と同じように “倒れそうで倒れない絶妙な重心” になっているかもしれません。
GeekBuyingでプレセールを開始!
海外通販サイト GeekBuying で、MAG1 は先行プレセールを開始しました。
エントリーモデル、ハイスペックモデルの価格はご覧のとおりです。
- エントリーモデル(8GB+256GB)689.99ドル
- エントリーモデル(4G LTE バージョン)709.99ドル
- ハイスペックモデル(16GB+512GB)789.99ドル
- ハイスペックモデル(4G LTE バージョン)869.99ドル
さらに、対象商品であれば “割引クーポンコード” でお得に買い物できますよ!
割引クーポン対象の商品 | 割引クーポンコード | 価格(クーポン適用後) |
エントリーモデル(8GB+256GB) | MagicBen20 | 609.99ドル |
エントリーモデル(4G LTE バージョン) | MagicBen4GL | 699.99ドル |
ハイスペックモデル(16GB+512GB) | MagicBenHWiFi | 779.99ドル |
ハイスペックモデル(4G LTE バージョン) | MagicBenH4G | 859.99ドル |
GPD P2 Max によく似たと大きさと機能(液晶ディスプレイは 8.9インチ、タッチパッド)と、OneMix3シリーズによく似たキーボードレイアウト(6列)を採用したモデル。
ライバル企業の “おいしいとこ取り” のMagic-Ben社のデビュー製品「MAG1」に注目です。
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