数年前から安い中華イヤホンが増えてきたけど、今の 3,000円台の中華イヤホンの実力はどれほど変わってきたのだろう。そんな疑問を試してみたくなる『KBEAR KB04』が登場しました。
大手イヤホンメーカーの OEM製品を製造してきた中国メーカーは、今では自社ブランドを立ち上げ、幅広いニーズに合わせたプロダクトを生み出しています。その一つである Kinboofi が新製品としてライトユーザー向けのイヤホンをリリースしました。
ライトユーザー向けのイヤホンということで、難しい解説を抜きに、数年前のイヤホンとの違い、実際の使い心地、ちょっとした注意点などを中心にレビューしていきます。
今の3,000円台、中華イヤホンの実力「KBEAR KB04」
中華イヤホンメーカーのオリジナルブランド Kinboofi(キンボファイ)は、コストパフォーマンスが高いイヤホン・ケーブルを発表しています。
Kinboofi 自社開発イヤホン『KBEAR KB04』は、ダイナミック型ドライバー、バランスドアーマチュアドライバを1基ずつ搭載したライトユーザー向けのカナル型イヤホンです。
実は 3,000円台の中華イヤホンは、ライトユーザー向けのエントリーモデルとしてだけでなく、自社ブランドの良さを知ってもらう販促用として “力を入れている” プロダクトです。
それだけに、この価格帯のイヤホンは多くの中華イヤホンメーカーからリリースされることが多い激戦地帯と言えます。
“高級なイヤホンは買えないけれど、安価で良い音質・解像度のイヤホンを楽しみたい” を方針として、Kinboofi の自社開発イヤホン KBEAR KB04 をご紹介していきます。
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『KBEAR KB04』をチェック
中華イヤホンメーカー Kinboofi の自社開発イヤホン KBEAR KB04 は、手軽に購入できるライトユーザー向けのエントリーモデルです。じっくりチェックしていきましょう。
付属品は “標準レベル” のセット
KBEAR KB04 の付属品は、2Pinコネクタケーブル、マニュアル、イヤーピース2組(S / M / L)、クリップです。
この価格帯では “標準レベル” の付属品ですが、イヤーピースが2組付属するのは少しお得感があるかもしれません。何せこの価格帯の付属品は、あくまでも「おまけ」としての傾向が強く、充実させることが難しいからです。
金属製ハウジングを採用
KBEAR KB04 には金属製ハウジングを採用しています。
カラーはダークグレーのみで、クロムメッキのようなメタリック塗装がされています。
金属製ハウジングはプラスチック素材のイヤホンと比べると重たく、メタリック塗装は指紋が付きやすいというデメリットがあります。
しかし、重厚な金属製ハウジングを採用している中華イヤホンの価格帯は 5,000円台が多いので、そういった意味では 3,000円台のエントリーモデルっぽさはないと言えます。
ここ最近の中華イヤホンの多くは MMCXコネクタを採用していますが、KBEAR KB04 は 2Pinコネクタを採用しています。ステム(イヤホン軸)は太く短い感じなので、耳穴が小さく・奥まっている人の装着感はいまひとつになりそうです。
また、2Pinコネクタの差し込み口は狭く、ハウジングからも深いので、リケーブルをする際にはリケーブル側のコネクタの大きさ・形状に注意が必要です。
KBEAR KB04 の音質・解像度
最も気になる KBEAR KB04 の音質・解像度をチェックしていきます。
箱出しすぐの音質・音域ではなく、エージングを 50時間以上してからの感想です。
明瞭感があり、キレがある軽快なサウンド
KBEAR KB04 は、中華イヤホンの得意とする低音・高音を重視したドンシャリ系イヤホンです。数年前の 3,000円台イヤホンと比べるとその差は歴然で、低音・中音・高音のサウンドバランスは良く、明瞭感があり、切れがある軽快なサウンドを楽しめます。
全体的には低温・中高域はかなりはっきりした明るい音なので、傾向としては低音がズンズン、キラキラとしたサウンドが好きな人向けのイヤホンです。
ただ、男性ボーカルの曲では気にならなかったのですが、女性ボーカルの曲で高音と、バスドラム・ベースなどの低音が過度に強調され、人工的に聴こえてしまう印象があります。
付属品のイヤホンケーブル、イヤーキャップでは音質・解像度に限界があるので、より明瞭でキレがあるサウンド、分離感の向上を求めるのであればリケーブル、フィット感が得られるイヤーピースの選定が必要です。
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3,000円台 中華イヤホンの実力
中華イヤホンメーカーが、自社ブランドの販促としても力を入れているライトユーザー向けのエントリーモデル『KBEAR KB04』は、数年前の中華イヤホンと比べると「作り」「音質・解像度」という面で進化を遂げています。
数年前に 3,000円台の中華イヤホンを購入した人、Kinboofi 独自開発イヤホンがどんな感じなのかを試してみたい人、中華イヤホンは初めてだからお試し価格で購入したいという人におすすめです。
もう少し予算に余裕がある人は、ワンランク機能性を高めた KBEAR DIAMOND や 、よりグレードが高い TRI I3 あたりを狙ってみるのも面白いと思います。
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