東京ビッグサイトで開催している日本最大の IT展示会 Japan IT Week 春(2019年5月8日~10日・後期)に行ってきました。やっぱり気になるのは GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)の出展ブースでしょう。
初公開の GPD P2 Max(旧名称 GPD Pocket2 Max)を見て触ったインプレッション、GPD製品カタログを公開します。
GPD P2 Max(旧名称 GPD Pocket2 Max)を初公開!
雲ひとつない青空に恵まれた 2019年5月8日、東京ビッグサイトで開催している日本最大の IT展示会 Japan IT Week 春(後期)に行ってきました。
「見て・触れて・体感できるチャンス」
日本最大の IT展示会 Japan IT Weekでは、多くの企業から出展されている製品を見て・触れて体感できるチャンスです。
その中でも、2019年4月末にロシア・モスクワで開催された見本市(SVIAZ)で存在が確認された GPD P2 Max(旧名称 GPD Pocket2 Max)が『初公開』されて注目を集めています。
出展している中国企業が CHINA PAVILIONに集結しています。
GPD社のカタログを実際に確認したいという思いで訪問したGPD社ブース。
まさか展示されているとは思わなかった GPD P2 Maxと出会いました。
社ブースで『初公開』されている GPD P2 Maxを実際に見て・触れて感じた率直な意見をコラムとして書いていきます。
GPD社の出展ブースに突撃
Japan IT Week 春(後期)、初日ということもありGPD社ブースは、それほど混雑している様子はありませんでした。
ビジネスパートナー、代理店を募集中、日本語でどうぞ
GPD社の出展ブースは、興味を持った人が足を止めて眺めたり、実際に触れてみたりという人が多かった印象です。
日本国内には GPD製品の販売代理店が複数社ありますが、販路を広げるべく募集を行っています。 “日本語でどうぞ” と書かれていますが、対応するスタッフによっては中国語しか通じない様子でした。
GPD P2 Maxの写真撮影は、プレス以外は基本的にお断りしているようでした。(ブース全体の撮影は承諾いただけました)
公開の許諾を得られなかったので大手プレスにお任せするとして、正式なスペック・実際に見て触れて感じたことをチェックしていきます。
GPD P2 Maxのスペック
カタログスペックに記載がなかったので省略していた I/Oポート類を追加しました。
GPD製品初のタッチパッド・Webカメラ・指紋センサーも確認できました。
こちらが GPD P2 Maxの正式なスペックです。
カタログスペックにも記載があった正式名称がGPD Pocket2 Maxから “GPD P2 Max” へ変更されました。また本体の大きさ・重量・機能(スタイラスペン対応など)についても変更が見られます。
GPD P2 Maxには microSDカードスロットが搭載されていない点には注意をしてください。
本体重量は後に 650gに修正発表されています。
やっぱり大きく・重いかも
大きく目立った GPD P2 Max
GPD製品の大きなコンセプト “ポケットサイズで気軽に持ち運べる” を脱却したシリーズだけに、ブースに並べられていた GPD製品と比べると GPD P2 Maxは大きくて目立ちました。
海外フォーラムで疑問視されていた本体重量は 680gで間違いありません。
※本体重量は後に 650gに修正発表されました。
個人的にはこのサイズ・重さになってくるとシーンを選ばずに持ち運べるとは言えない感じがします。今までの GPD製品に慣れすぎているからかも。
使い勝手は向上している新機能
GPD製品初の タッチパッド・Webカメラ・指紋センサーを搭載しています。
タッチパッドの感度・操作性は良好、Webカメラはヒンジに組み込まれていて一定の角度でしか使えない感じでした。最後に電源ボタンに組み込まれている指紋認証センサーは、タッチして瞬時にログインできました。
キーボードレイアウト・キーサイズは改善
キーボードのレイアウトは大きくは変わっていません。
大型化されたこともあり、キーピッチ・キーサイズが改善されていて打ちやすくなりました。
一般的なノートパソコンと比べると、まずまずの結果といったところでしょう。
やはりこのサイズになってくると、比較対象がノートパソコン、ネットブックになってくるように感じます。
手に取るとわかる筐体品質
筐体は金属製(マグネシウム合金)で質感もよくカッコイイです。
新しい製品をリリースする度に、GPD製品の品質は向上しているように思えます。
触った感じでは、キーボードキー・タッチパッドは ABS素材のように思えました。
ウルトラブック市場は激戦地帯
8.9インチの大型化されたことで GPD P2 Maxの使い勝手は向上しています。
たくさんのライバル企業が存在する Ultrabook市場で、多くのユーザーに受け入れられるのかが、大きなポイントになってきそうです。
また、GPD社のライバル企業である One Netbook社も8.4インチの OneMix3を近日中にリリースを予定していることから、既存ユーザーの確保・獲得を含めてウルトラブック市場は激戦地帯となりそうです。
GPD製品カタログを公開
興味があっても平日に開催されている Japan IT Week 春(後期)に参加できない人も多いのではないでしょうか。ここでは会場で配布されているGPD製品カタログを見ていきます。
全16枚の画像のみを公開しています。
出来れば展示会場のGPD社ブースに遊びにいって、実際にGPD製品を手にとって見て・触って・感じてみてください。