ハイレゾ音源対応デジタルオーディオプレーヤー「HIFI WALKER HX」が届きました。
0.96インチのOLEDディスプレイ、Bluetooth4.0対応、多様なオーディオフォーマットに対応、microSDカード対応(最大256GB)、DAC、持ち運びに便利な小型軽量といった機能を搭載したデジタルオーディオプレーヤーをレビューしていきます。
注目を集めている「HIFI WALKER HX」とは
HIFI WALKER社から発売されている「HIFI WALKER HX」は、持ち運びに便利な小型軽量でありながら、ハイレゾ音源に対応したデジタルオーディオプレーヤーです。
購入者からの評価もそこそこ良く、軽量で持ち運びに便利なコンパクトボディに惹かれて購入を決めました。
ONKYOやDenonといった製品にも採用されている旭化成マイクロデバイス株式会社のDAC(AK4376)を搭載し、パワフルで最高なサウンドを体感できるとのこと…この小さいボディに期待が膨らみます。
少し前に世界最小クラスの超小型・超軽量・多機能の三拍子がそろった、ハイレゾ音源対応デジタルオーディオプレーヤー Shanling M0を購入したので、そちらと比較しながらHIFI WALKER HXのレビューをしていきます。
「HIFI WALKER HX」の付属品
HIFI WALKER HXは密閉度が高いパッケージに入っています。
厚手のしっかりとしたパッケージで、しっかりと製品を保護している印象を受けました。
本体を見ていく前に付属品をチェックしていきます。
付属品は取扱説明書が2冊(日本語を含め多言語をサポートしています)、オープニングツール(ヘラ)、microUSBケーブルが付属します。そのほかにも本体に装着されているクリップがあります。
付属のmicroUSBケーブルは、本体の充電や給電・USB-DACなどで使えます。
高品質なケーブルではないので、こだわりのある人は別途microUSBケーブルを用意したほうが良いでしょう。
まさにリトルモンスター
HIFI WALKER HXは、亜鉛合金とアルミニウムを組み合わせたの小さな筐体に、ぎゅっと操作ボタンが集約されています。購入者の多くから評価されているとおり、すごく小さいのにパワフル・高音質を体感できる。
最近では多くのドライバー(通称:多ドラ)を搭載したイヤホンが発売されていますが、そういったイヤホンでもパワー不足とならずに対応できるリトルモンスターです。
本体装着済みのクリップを使えば、いろいろなシーンで HIFI WALKER HXは活躍できます。バッテリー容量は500mAhで連続再生時間は5~6時間程度です。
充電中はじんわりと熱くなりますが、USB-DACとして使う際には気になりません。
付属品のオープニングツール(ヘラ)で、クリップを取り外した HIFI WALKER HXの重量は約55g、操作ボタンなどの高さを除く本体サイズ:縦49.5 x 横42.5 x 高さ14.2mmほどです。(筆者が実測した数値なので参考程度に)
HIFI WALKER HXは、小さな筐体に操作ボタンがぎゅっと詰まっているせいか操作性は良いとは言えません。数日使ってみると慣れてきたせいもあり、操作性はさほど気にならなくなりました。頻繁に操作ボタンを押さずに音楽を流して聴くだけという使い方が向いています。
意識していなければ気にはなりませんが一瞬だけ曲間が無音(完全なギャップレス再生ではない)になること、満員電車・電波干渉しやすい建物内ではBluetooth接続が途切れるケースがありました。
必要最低限の機能を備える
0.96インチのOLEDディスプレイに表示される言語は日本語をサポートしています。
小さなディスプレイ表示される情報は必要最低限。EQ(イコライザー)は7種類がプリセットされています。
ゲイン設定、チャンネルバランス、Bluetooth、USB-DACといった必要最低限の機能を備えています。サポートしているオーディオファイル形式は、DSF、DFF、WAV、APE、FLAC、MP3、WMA、OGG、M4A、Apple Lossless、Aif(Aiff)、AACで困ることはありません。
搭載されている機能は一般的で、それ以上でもそれ以下でもありません。この価格帯・コンパクトボディに似合わない解像度・高音質・パワフルな音量を考えると、搭載されている機能はシンプルなのが良い。
「Shanling M0」と比べると
HIFI WALKER HXは、物理的な操作ボタンを備えているのでアクセスがしやすく、多くのドライバーを搭載するイヤホンでもパワー不足とならずに、しっかりとした解像度・高音質・パワフルな音量で鳴らしてくれます。
直感的な操作性・表示される情報量・本体デザインは Shanling M0のほうが優れています。
Shanling M0のUSB-DACでYoutubeなどを視聴した場合、映像と音がズレることがありましたが HIFI WALKER HXでは遅延を感じません。
音楽を聴くだけという使い方であれば、どちらの製品も持ち運びに便利なサイズなので好みに合わせて決めると良いでしょう。
動画やゲームプレイでも活躍
ハイレゾ音源対応デジタルオーディオプレーヤー「HIFI WALKER HX」は、超小型で手軽なUSB-DACとして活躍しています。
Youtubeなどを視聴した場合でも映像と音がずれることがありません。また、ゲームを遊ぶ場合でも迫力あるクリアな音質でゲームプレイを楽しめます。この価格帯での満足度は高いと言えます!
スマートフォン・タブレット・パソコンに HIFI WALKER HXを接続すれば、いつもと違ったクリアなサウンドを楽しめます。この価格帯・コンパクトボディであるにもかかわらず期待以上に力を発揮してくれるデジタルオーディオプレーヤーです。
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