Gamepad Handled Console「GPD XD」
今回は標準搭載エミュレータを見ていきたいと思います。
これから購入される方の参考になればと思います。
「GPD XD」を起動し、「EMULATOR」タブを開くと下記画像が表示されます。
項目(画面下)は、「DOWNLOAD」、「ARCADE」、「N64」、「SFC」、「DC」、「PS1」となっています。
国内通販サイトから購入した場合には、ゲームソフトのROMイメージが消去されて販売されているので、当然ながら項目を切り替えても何も表示はされません。
この画面にゲームソフトのROMイメージを表示させたい場合には、下記フォルダを作成してゲームソフトのROMイメージを保存します。
アーケードゲームの場合 /roms/Arcade
ニンテンドー64の場合 /roms/N64
スーパーファミコンの場合 /roms/SFC
ドリームキャストの場合 /roms/DC
プレイステーションの場合 /roms/PS1
上記の意味がわからない方の為の解説:「アーケードゲームの場合 /roms/Arcade」を参考にして記載すると、内部ストレージもしくは、本体に装着したMicroSDカードに「roms」という名前のフォルダを作成し、その中に「Arcade」というフォルダを作成して、その中にArcadeに関わるゲームソフトのROMイメージを保存します。
下記画像の「FLASH」をタッチすることにより、内部ストレージと、MicroSDカードを切り替えます。
FLASH・・・内部ストレージ
TF card・・・MicroSDカード
先ほど記載していますが、項目は「ARCADE」、「N64」、「SFC」、「DC」、「PS1」しかありません。
他のファミコン、スーパーファミコン等のゲームは標準搭載エミュレータでは遊べないの?と思う人がいるようですが、そんなことはありません。
「APPLICATION」から「ESファイルエクスプローラー」を起動させ、起動したいゲームソフトのROMイメージを選択し、起動させると下記のような画面が表示されます。
目的のエミュレータを選択させて起動することによりゲームを遊ぶことが可能です。
※記載した方法はあくまでも標準搭載されているエミュレータで起動させるための一例です。
※標準搭載されていないアプリについては、上記画像で白抜き加工しています。
PSPソフトについては、「PPSSPP」で起動することが可能です。
【個人的感想】
標準搭載されたエミュレータでも十分遊ぶことは可能です。
特に細かな設定をする必要なく、ゲームを遊びたいという初心者用のエミュレータといえます。
細かなエミュレータ設定や、エミュレータのバージョンアップを期待したい方にはオススメしません。少しでもエミュレータの使い方に慣れている方は、素直に「Google Playストア」から目的のゲームに合わせたエミュレータを入手した方が良いと思います。
【エミュレータの比較性能 例:ニンテンドー64】
ニンテンドー64のROMイメージを「標準搭載されたエミュレータ」と、Google Playストアから入手した「Mupen64 Plus AE」を起動させてみた場合、下画像で同じアプリが起動していることがわかります。
同じアプリですが、標準搭載されたエミュレータでは細かな設定項目を表示させることができません。他の標準搭載されたエミュレータについても同仕様となっています。
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