New 3DS LLサイズの超小型ゲーミングPC「GPD WIN2」が、さらに進化して近日中に発売されます。大きな変更点は、CPUが Intel® Core™ m3-8100Y、5V充電のサポート、放熱対策の改善などです。販売時期・価格・変更点などを詳しくチェックしていきます。
GPD WIN2がさらに進化! Intel® Core™ m3-8100Yモデルが出た!
GPD WIN2が発売されて1年余り経ちました。
ここにきて Intel® Core™ m3-8100Yモデルが発売されることが正式発表されました。
大々的に発表されたのは今回が初めてかも!?
進化を続けてきた GPD WIN2
実は GPD WIN2は、今までにも数々の改善・アップグレードを続けてきました。
初期に発売されたモデル(初期ロット)と比べてみても、その変更点は多いので一概にどの製造月モデルかを判断することは難しいでしょう。
そういった点も踏まえて、GPD WIN2のマイナーバージョンアップで強化されたモデル(Intel® Core™ m3-8100Y)の発売時期・価格・変更点を詳しくチェックしていきます。
GPD WIN2(マイナーバージョンアップ)のスペック
最初に GPD WIN2(マイナーバージョンアップ)のスペックを詳しく見ていきましょう。
購入を検討する上で最も気になるポイントなので、しっかりチェックします。
CPUに Intel® Core™ m3-8100Yを搭載
GPD WIN2の現行モデルでは、CPUに Intel® Core™ m3-7Y30が搭載されています。
マイナーバージョンアップで強化されたモデルには Intel® Core™ m3-8100Yが搭載されます。
CPU性能は上がっていますが、特別なチューニング(制限)を施されている可能性も考えられるので、現行モデルとの実力差がどれほどのものかはわかりません。
ストレージ容量は256GBで一本化
GPD WIN2の現行モデルでは、ストレージ容量が 128GBモデル、256GBモデルの2種類が発売されています。今後は 128GBモデルは無くなり、256GBモデルに一本化して販売されます。
アップデートされた5つのポイント
GPD WIN2のアップデートされた “5つのポイント” はこちらです。
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メインボード全体を再設計することで、局所的に熱くなっていた部分を分散させることに成功しました。それにより、問題となっていた使用中の強制シャットダウン問題を回避できます。
microSDカードのアプリケーションパフォーマンスクラスも、A1だけでなく A2にも対応することで書き込み・読み取り速度を向上しています。
5V充電をサポートすることで、一般的なモバイルバッテリー・ACアダプタでも充電ができるようになりました。ただし、付属のACアダプタの使用を推奨しています。
また、独立したパワーアンプICを追加することでサウンド機能も強化しています。
気になる発売時期・価格は
日本国内での発売時期は早ければ2019年7月中旬~末を予定しています。
現行モデル(256GBモデル)の販売価格はおよそ 95,000円ですが、それよりも 5,000~7,000円安い、販売価格は8万円台になりそうです。
進化の集大成となるマイナーバージョンアップ
初期ロットと比べると、SSDメタルカバーの付属、フォースフィードバック機能の廃止、技適マークプリントの有無、SSDブランドの変更、リセット穴の追加、ボタンパーツ変更、液晶ケーブル改善、ヒンジ破損対策、バッテリメーカー変更…。
進化の集大成となるマイナーバージョンアップ
今までにも数々の改善・アップグレードを続けてきた GPD WIN2、その集大成として完成されたマイナーバージョンアップモデルの登場はもうすぐです。
通販サイトで最新モデルを購入する場合は、CPUに Intel® Core™ m3-8100Yが搭載されていること。また、現行モデルを購入する場合は製造月がわかる・教えてくれるストアで購入すると良いでしょう。