縦型・コンパクトサイズの中華ゲーム機「GKD mini」が登場しました。
2020年末~2021年初にリリース予定で、開発遅れが指摘されていた中華ゲーム機です。
Ingenic X1830プロセッサーを搭載し、スペック的には RG350シリーズよりも優れていることで注目を集めています。
GKD mini はアルミニウム合金筐体を採用した高級モデルと、プラスチック素材を採用した廉価モデルを同時リリースしています。縦型・コンパクトな本体に注力するあまり、ボタンレイアウトが独特である点と、液晶ディスプレイの解像度 320 × 240 がネックとなっています。
正式リリースされたばかりの GKD mini の価格、スペック、RG350シリーズとの違い、特徴などを詳しくご紹介していきます。
中華ゲーム機「GKD mini」の価格・販売ストア
中華ゲーム機 GKD mini は、海外通販サイトを中心に販売しています。
販売価格をざっくりと調べると、6,400円~15,000円といった感じです。
プラスチック筐体を採用した廉価モデル、アルミニウム合金筐体を採用した高級モデルがあります。プラスチック筐体のカラーバリエーションは追加が予定されています。どちらも性能に違いはないので、好みに合わせて選択しましょう。
海外通販サイトで購入する場合は PayPal などの保護措置がある決済方法を利用しましょう。
万が一の事故のとき返金手続きが、クレジットカード決済より安心・簡単です。
中華ゲーム機「GKD mini」のスペック
中華ゲーム機「GKD mini」のスペックを詳しく見ていきます。
最も気になるポイントなので、しっかりとチェックしていきます。
RG350シリーズに採用されている JZ4770 よりも優れた Ingenic X1830 プロセッサーを採用しているのが特徴です。わかりやすく説明すると RG350シリーズ以上、RG351シリーズ未満といった感じの中華ゲーム機です。
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はできかねます。
GKD mini の大きなポイントは6つ
GKD mini の大きなポイントは6つです。
ある意味で変わり映えしないスペック(GKD350H の縦型モデル)ではあるものの、LaoZhan氏が手掛けるプロダクトの1つだけに注目を集めています。
- ZPGブランドで知られる LaoZhan氏のプロダクト
- Ingenic X1830 プロセッサーを採用(GKD350H の縦型モデル)
- 本体サイズは RG280V と同等クラスの小ささ
- ボタン数は限られるので遊べるエミュレータ・ゲームタイトルは限定的
- 液晶ディスプレイの解像度が 320 × 240
- アルミニウム合金を採用した高級モデルは割高
Dingux搭載のこなれたシステム、microSDカードスロットが2つ(システム、ゲームデータ)に分かれるているので、扱いやすい初心者向けの中華ゲーム機です。
本体サイズは 111 × 86 ×19mm、重さは 162g(プラスチック筐体)/ 227g(金属筐体)で、RG280V と Powkiddy RGB20 の中間的なサイズに仕上がっています。
中華ゲーム機「RG280V」は、ANBERNIC社製品で最小・最軽量モデルです。画面サイズ、アナログスティック排除、シングルスピーカーといった部分はありますが、RG350シリーズのエミュレーター性能・機能はそのままです。金[…]
ZPGブランドの意思を感じさせる中華ゲーム機
GKD mini は ZPGブランドで知られる LaoZhang氏が手掛けたプロダクトだけに、優れた機能・品質が期待されていました。丸みがある外観は、どことなく ZPG Pro のデザイン・コンセプトが似ています。
GKD mini の外観・独特なボタンレイアウトについては概ね評価されています。
しかし、アルミニウム合金筐体を採用した高級モデルの価格は不評で、多くのユーザーはコスパが高く、廉価なプラスチック筐体のカラーバリエーション追加に期待しています。
スペックについては、液晶ディスプレイの解像度が低いことを除けば RG350シリーズ以上となっていることから、エミュレータ性能・機能については割り切れば問題はありません。これからのユーザーフィードバックによる改善、ポテンシャルを発揮できるかで大きく評価が変わってきそうです。
洗練されたデザインのコンパクト・縦型モデルの「GKD mini」は、ZPGブランドで知られる LaoZhang氏が手掛けた中華ゲーム機です。開発遅れが指摘されてはいたものの洗練されたデザインで正式リリースされました。斬新な[…]