
「FiiO CP13」は、FiiO から登場した完全アナログ設計のポータブルカセットプレーヤーです。コンパクトなアルミニウム合金製ボディに、レトロな雰囲気とピュアなアナログサウンドを詰め込んだこだわりのモデルです。
小型ながら安定したテープ走行と低ワウ・フラッターを追求し、本格的なアナログリスニング環境を提供します。懐かしさと実用性を兼ね備えた FiiO CP13 を簡単にチェックしていきます。
FiiO CP13 について
FiiO CP13 に関する情報をまとめたページです。
海外通販ストアで購入した実機を使用しています。
提供品の有無にかかわらず、コンテンツの内容には一切影響していません。
価格・販売ストア

FiiO CP13 は、国内外で広く販売されています。
カラーラインナップは ブラック&ホワイト、ブルー、レッド、透明の全4色。
発売から時間が経過しているため、現在は透明カラーのみ販売されています。
その他のカラーは、市場在庫分のみの取り扱いとなっているようです。
・FiiO CP13
販売価格:22,000円
国内正規版の参考価格を記載しています。
海外通販サイトでは、約15,000円で販売されています。
製品仕様とスペック
- オペアンプ:JRC5532
- 出力端子:3.5mmステレオミニ
- 出力レベル:250mV以上(32Ω)
- インピーダンス:8-150Ω
- S/N比:≧55dB
- 対応するテープの種類:Type I
- 対応するテープの長さ:60分以下
- バッテリー容量:1800mAh
- 電池寿命:13時間@40mV
- スタンバイ:268日間
- サイズ:約120 × 88.3 × 31.8mm
- 重量:約310g(透明版は300g)
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
FiiO CP13 のレビュー
『高級なオーディオ機器は手が届かないけど、評判の良いサウンドと高い解像感を楽しみたい』そんな視点から、購入した FiiO CP13 を読者目線でレビューします。
付属品

1. 取扱説明書
2. 保護フィルム
3. 製品保証書
4. USB Type-A to Cケーブル
重量・サイズ感

レトロな雰囲気を残しつつ、現代向けに再構築されたポータブルカセットプレーヤーです。
本体サイズは 約120 × 88.3 × 31.8mm、重量は 324g(実測値)と、手にするとやや重さを感じます。
ポータブルカセットプレーヤーとしては標準的な大きさです。
アルミニウム合金製ボディを採用しており、小窓からカセットをのぞけるデザインも特徴です。

iPhone 17 Pro と比べると、かなり存在感のあるサイズ感です。
スマートフォンや DAP のようなコンパクトなデバイスに慣れていると、手に取ったときの大きさに少し驚くかもしれません。
カセットテープというメディア自体のサイズに左右される製品であることを考えると、現行のポータブルカセットプレーヤーとしては比較的コンパクトにまとめられています。
インターフェース

インターフェースは、昔ながらのカセットプレーヤーらしい直感的な操作ができます。
本体上部に、停止・巻き戻し・早送り・再生の物理ボタンを備えています。
対応するテープの種類は Type I(ノーマルテープ)のみです。
Type I 用の再生イコライザーのみを備えた設計のため、Type II(ハイポジション)、Type III、Type IV(メタル)テープの再生には対応していません。

側面には 3.5mmイヤホンジャック、充電用の USB Type-Cポート、音量調整用のボリュームノブを搭載しています。
Bluetooth や録音機能などは搭載されておらず、あくまで有線イヤホン・ヘッドホンでカセットテープを再生するためのシンプルな構成です。

カセットカバーは、側面の凹みに指をかけて力を入れることで開きます。
しっかりとした硬さがあり、簡単には開かない作りです。
また、再生方式はワンウェイで、オートリバース(両面自動再生)には非対応です。
昔ながらのカセットプレーヤーと同じように、片面の再生が終わったら手動でテープを入れ替える必要があります。
対応するテープの長さは 60分以下とされており、実際に再生することは可能ですが、それ以上の長さのテープは保証外です。

スマートフォンや DAP に慣れているユーザーにとっては、少し割り切りが必要な部分もあります。ただし、完全アナログ設計のカセットプレーヤーとして見ると、このシンプルさはむしろ魅力です。
物理ボタンで操作し、有線イヤホンで聴くという体験そのものが、FiiO CP13 らしいレトロな楽しさにつながっています。
音質・解像度

音の傾向としては、カセットテープらしい柔らかさや温かみを残しつつ、現代的なプレーヤーらしく比較的クリアで安定したサウンドです。
超大型純銅製フライホイールや高電圧駆動モーターにより、テープ走行の安定性にも配慮されており、ワウ・フラッターを抑えた自然な再生を目指しています。
海外レビューでも「現代的なアナログプレーヤーらしい明るめの傾向」と評価されているとおり、古いポータブルカセットプレーヤーと比べて、こもり感の少ない聴きやすいです。
一方で、高域や解像感にはカセットテープというメディア自体の限界もあり、録音状態の悪いテープでは粗さやノイズが目立ちやすいです。

スマートフォンや DAP のような高解像度・低ノイズな音を期待すると、音質面では物足りなさを感じるかもしれません。
ただし、FiiO CP13 の魅力は、単純なスペック上の高音質ではなく、カセットテープ特有の空気感や、物理メディアを再生している感覚にあります。
テープをセットし、物理ボタンを押して、有線イヤホンで聴く。
その一連の流れを含めて、デジタル再生とは異なるアナログならではの楽しさを味わえる一台です。
まとめ

FiiO CP13 は、完全アナログ設計にこだわったポータブルカセットプレーヤーです。アルミニウム合金製の筐体や安定したテープ走行など、レトロな雰囲気を残しつつも、現代でも安心して使える実用性を備えた一台に仕上がっています。
音質はカセットテープらしい柔らかさや温かみがありながら、昔のポータブル機よりもすっきりしていて聴きやすい印象です。スマートフォンや DAP のような高解像度な音とは方向性は異なりますが、テープならではの空気感や味わいを楽しめるのが魅力です。
一方で、対応テープは Type I のみ、オートリバースや Bluetooth にも非対応といった仕様から、使い勝手は現代的なオーディオ機器と比べるとシンプルです。ただし、こうした制約も含めて“アナログ体験”として楽しめるかどうかが、この製品の評価を大きく左右するポイントになります。
最近ではアーティストが記念アイテムとしてカセットテープをリリースする動きも見られ、カセットテープというメディアには今なお根強い魅力があります。総合的に見ると、「手軽」さよりも「体験」を重視する人に向けたモデルです。カセットテープの質感や操作そのものを楽しみたい人にとっては、現代では貴重な選択肢のひとつといえるでしょう。
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