最近になって発売された中華系ポータブルファミコン互換機「酷孩工程机(CoolBaby X7)」が届きました。このポータブルゲームコンソールは、深圳市仁顺科技有限公司(Shenzhen Ren Shun Technology Co., Ltd.)から発売されている、CoolBaby酷孩ブランドの一つです。
一点一点が手作り(DIY)で仕上げられているチープな見た目が最高のポータブルゲームコンソールを見ていきます!
酷孩工程机(CoolBaby X7)とは
深圳市仁顺科技有限公司(Shenzhen Ren Shun Technology Co., Ltd.)からは、日本国内では販売されていない多くのゲームコンソールが発売されています。
その中の一つである「酷孩工程机(CoolBaby X7)」は、CoolBaby酷孩ブランドとして販売されているファミコン互換機です。
中国国内では比較的メジャーな企業・ブランドのようですが、ライセンス取得せずに販売されている商品も多いので、日本国内では見かけることが少ないブランドです。
気になる酷孩工程机(CoolBaby X7)を開封する
海外通販サイトで注文していた中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)が届いたので開封していきます。
CoolBabyブランドのパッケージは共通なのか、ほかの商品パッケージが再利用されています。
ちょっと怪しい日本語フォントがあったりと、中華系ならではのパッケージなのもグッドです。深圳市仁顺科技有限公司(Shenzhen Ren Shun Technology Co., Ltd.)の商品であることもわかります。
付属品は、AVケーブル、ACアダプタ、USBケーブルのみ。USBケーブルは充電専用で、モバイルバッテリーやパソコンに接続すれば 酷孩工程机(CoolBaby X7)本体を充電・給電できます。
ACアダプタの仕様は画像のとおりです。
酷孩工程机(CoolBaby X7)本体の表裏には、保護フィルムが貼りつけられています。個人的には表面のみ保護フィルムをはがすことをおすすめします。
やっぱりチープ、そこがたまらない!
中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)は1点ずつ手作り(DIY)で仕上げられています。
製造メーカーに取材をしたところ、嘘か本当かはわかりませんが、およそ100台限定で生産しているとのことです。手にとってみると、ずっしりとした重さがあるポータブルゲームコンソールです。
酷孩工程机(CoolBaby X7)の前面には、外部コントローラ端子(D-sub9ピン)、画面調整、音量調整、イヤホンジャック、AV端子、リセット、電源ボタンがあり、各ボタン・端子の印字などはありません。
音量調整ボタン(大・小ボタン)を長押しすることで、3Dサウンド機能OFF、AV出力切替ができます。
液晶画面は4.3インチ、バッテリー容量は2,600mAh×2、本体重量は約480g、本体の大きさは、約12 x 14 x 3.6 cmです。裏面にもCoolBabyブランドのロゴが印字されています。
ファミコンカートリッジコネクタが搭載されています。
カートリッジの差し込みは少しコツをつかめば、簡単に抜き差しができます。
カートリッジを差し込んだまま、酷孩工程机(CoolBaby X7)の画面を下に寝かせて置くとカートリッジを損傷する可能性があるので注意しましょう。
ネジが留められている部分に割れ・カケが目立ちます。また、裏面のアクリル板は表面よりも薄いので、初期に貼り付けられている保護フィルムは、はがさないで使うことをおすすめします。
分解して構造をチェックしていこう
中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)は、手作り(DIY)で仕上げられてい商品なので、対応する工具(プラスドライバー)があれば簡単に分解できます。
2つの基板をピンヘッダで接続している構成です。
こちらは液晶画面部の基板です。
スピーカーや液晶画面のフレキシブルケーブルが接続されています。
もう片方はメイン基板で、バッテリー(2,600mAh x 2)がホットボンドで固定されています。バッテリーの劣化が目だってきた場合には、簡単に交換できそうです。
CPUはソケットなのでファミコン(純正品)と交換できるかも。
酷孩工程机(CoolBaby X7)を再注文?
この記事のタイトルを見てもわかるように、中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)の1台目は電源ボタンを入れても画面が映りませんでした。
液晶画面のフレキシブルケーブル接続・断線など、電源まわりを調べましたが結局原因はわかりませんでした。
画面が映らない状態で、サウンド・ボタンのテストをしたかぎりでは、3Dサウンドを宣伝しているとおり、DSシリーズのような疑似サウンドを体感できます。ボタンの押し心地は、あまり期待しないほうが良いといった印象で品質は高くありません。
それでも、個人的にはチープな見た目の中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)を気に入ったので2台目を注文しています。
こういった製品が好きな人・興味がある人は限定数(100台)がなくなる前に注文しておきましょう。今度こそ、正常に動作する商品が届くことを期待しています。
強烈なチープな見た目・デザインが最高の中華系ポータブルファミコン互換機「酷孩工程机(CoolBaby X7)」は、一点一点が手作り(DIY)で限定数生産(100台)と製造メーカーからアナウンスされているポータブルゲームコンソールです。[…]