2019年1月にリーク情報としてお伝えしていたとおり、日本国内でも本格的に販促活動をスタートした中国のグローバル企業 CHUWIがいよいよUMPC市場に「CHUWI MiniBook」を投入します。
2019年6月19日に性能が異なる2モデルのクラウドファンディングを開始します。メーカー関係者である現地協力者(中国)の情報提供をもとに情報発信を進めていきます。
「CHUWI MiniBook」がクラウドファンディングに登場!
2019年6月19日に「CHUWI MiniBook」が、海外クラウドファンディング Indiegogoでクラウドファンディングを開始します。しかも、2つのモデルを投入します。
気軽さを求める人へ
最近になって発表・発売された UMPCには、多くの機能が搭載されています。
しかし、実際にはそんなに多くの機能は使わないので必要ない、その分 少しでも安い価格の UMPCが欲しい、そんな気軽さを求める人へスポットを当てた CHUWI MiniBookが登場です。
現在、CHUWI公式ページでクラウドファンディング開始の告知がされています。
注目を集めている CHUWI MiniBookについて、メーカー関係者である現地協力者(中国)の情報提供をもとにチェックしていきます。
この記事は開発中のファクトリーモデル・公式ページをベースに記事作成しています。
正式に発表される製品版ではスペック・デザインが大幅に変更される可能性が高いです。
外装シェル・基板は改良されたものを採用
メーカー関係者からの情報によると、5月初旬に外装シェルの一部に不具合が発見され、現在では改良された外装シェルの最終確認・組立作業へ移行しているようです。
ちなみに外装シェルの不具合の原因は「搭載する基板をバージョンアップしたら寸法が合わなくなった」とのことです。
こちらは、改良される前の外装シェルデザイン(ファクトリーモデル)です。
改良された外装シェルのファクトリーモデルは、2019年5月28日~6月1日に開催される COMPUTEX TAIPEI 2019で展示される予定です。
展示されるファクトリーモデルの外装シェルは、おそらく CHUWI MiniBookの製品版に近いサンプルに仕上がる可能性は十分に考えられます。
ただし、ファクトリーモデル=CHUWI MiniBookではありません。
スペック・デザインに違いがみられる可能性があることは十分に注意しましょう。
選べる2つのモデルを同時リリース
CHUWI MiniBookは2つのモデルを同時リリース(予定)します。
日常生活で使うオフィスアプリやWebブラウジングといった軽作業向けのエントリーモデルと、写真の加工といったもう少し重めの作業もこなせるでデラックスモデルを同時リリース。
2つのモデルを同時リリースするかは調整中で、エントリーモデルは一般販売モデルとして用意される可能性は高いです。
エントリーモデル
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デラックスモデル
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現在公開されているスペック表は、あくまでも仮のスペックなので、正式に発表される製品版では変更される可能性が高いです。
エントリーモデルとデラックスモデルでは、搭載されている CPU、メモリの種類、拡張ストレージに違いがあります。そのほかの基本スペックに大きな違いはありません。
CHUWI MiniBookはコスパが高い
クラウドファンディングでのキャンペーン価格は、エントリーモデルが429ドル、デラックスモデルが529ドルで、Super Early Bird Perk(超早期出資枠)であれば、エントリーモデルが 399ドル、デラックスモデルが 499ドルのサプライズ価格に!
この価格帯での販売価格が設定されるようなら、第1世代~第2世代の GPD Pocketシリーズ、OneMixシリーズ の買い替え需要を十分に見込めます。
拡張ストレージを起動ドライブに
CHUWI MiniBookには、拡張ストレージとして microSDカードスロットと M.2 SATA3 SSD or M.2 PCIe SSDを搭載しています。
拡張ストレージは、起動ドライブ(ブートドライブ)に指定することもできるので、標準搭載されているストレージ(128GB eMMC)の速度・ストレージ容量を改善できます。
ただし、エントリーモデル・デラックスモデルのどちらでも対応できるのか(?)といった詳しい情報は発表されていません。
基本を押さえたシンプルな機能
最近になって発表・発売された OneMix 3、GPD P2 Max(旧名称:GPD Pocket2 Max)などに比べると、CHUWI MiniBookには多くの機能は搭載されていません。
シンプルな機能が良い
電源ボタンには指紋認証機能、最大開度は360度、拡張ストレージ、カメラといったシンプルで十分な機能を搭載しています。
現時点ではスタイラスペンには対応しないようですが、スタイラスペンに対応したモデルをリリースする準備も進められています。
2019年5月28日~6月1日に開催される COMPUTEX TAIPEI 2019で、CHUWI MiniBookの原型となるファクトリーモデルが展示される予定なので確認しましょう。
クラウドファンディングの開始時期・モデル・価格
現在、CHUWI公式ページでクラウドファンディング開始の告知がされています。
クラウドファンディングの開始は2019年6月19日で、CPU、メモリの種類、拡張ストレージに違いがある2つのモデル(エントリーモデル、デラックスモデル)がリリースされます。
クラウドファンディングでのキャンペーン価格は、エントリーモデルが429ドル、デラックスモデルが529ドルで、Super Early Bird Perk(超早期出資枠)であれば、エントリーモデルが 399ドル、デラックスモデルが 499ドルのサプライズ価格に!
COMPUTEX TAIPEI 2019の展示内容については、メーカー関係者である現地協力者(中国)から情報提供がありしだい公開します。
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