「BIGBIG WON HALO BUDS」は、ゲーム周辺機器メーカー BIGBIG WON が開発した低遅延ゲームモードを搭載したワイヤレスイヤホンです。直径10mm のカスタムドライバーユニットを採用し、最大6時間の連続再生をサポートしています。
透明なスケルトンデザインで軽量な装着感と、ゲームプレイに没頭できるサウンドを楽しめる BIGBIG WON HALO BUDS をご紹介します。
BIGBIG WON HALO BUDS の価格・販売ストア
BIGBIG WON HALO BUDS は、国内外で広く販売されています。
カラーバリエーションは全2色、販売価格は 5,599円です。
・BIGBIG WON HALO BUDS
販売価格:5,599円(送料無料)
BIGBIG WON HALO BUDS のスペック
- モデル:A1
- ドライバー:10mmカスタムユニット
- 周波数応答範囲:20Hz~20000Hz
- コーデック:SBC、AAC
- インピーダンス:32オーム
- 感度:103±3db/mw
- 接続:無線 Bluetooth 5.3
- バッテリー:イヤホン 40mAh、充電ケース 380mAh
- 本体重量:約7.5g(左右イヤホン)
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
BIGBIG WON HALO BUDS のレビュー
『高級なイヤホンは買えないけれど、安価で良い音質・解像度のイヤホンを楽しみたい』を方針に、メーカー提供を受けた BIGBIG WON HALO BUDS を読者目線でレビューします。
付属品
1. マニュアル(中国語)
2. イヤーピース
3. USB Type-Cケーブル
ビルドクオリティ
ABS樹脂素材の透明なスケルトンデザインです。
直径10mm のオリジナルのカスタムユニットドライバーを採用しています。
イヤーピースを含めた片側重量は 3.7g ほど、AirPods Pro よりも軽量です。
装着感は良好で負担が少なく、価格相当のビルドクオリティを備えています。
充電ケース
充電ケースの重量は 39g で、イヤホンを含めると約47g です。
つるりとした質感で、傷がつきやすいので取り扱いには注意が必要です。
イヤホンを充電するには、ケースにイヤホンを寝かせるように収納します。
マグネット式なので、ぴったりと収まるのが特徴です。
充電ケースを開くと、初回はペアリングモードに移行します。
Bluetooth 5.3 に対応しており、スマートフォンやパソコンとの接続がスムーズに行えます。
ケース左側には USB Type-Cポートがあり、ケース本体への充電に使用します。
イヤホン本体をケースに収納することで、合計30時間の再生時間を実現します。
操作性
操作は全て、イヤホンの左右に搭載されたタッチセンサーで行います。
イヤホン左右のタッチセンサー部分が強調されたデザインです。
イヤホンの操作方法は下記のとおりです。
- 音量プラス:右イヤホンをタップ
- 音量マイナス:左イヤホンをタップ
- 再生/一時停止:イヤホンを2タップ
- 曲送り:右イヤホンを3タップ
- 曲戻し:左イヤホンを3タップ
- 着信:タップ
- 着信拒否:2秒長押し
- モード切替:右イヤホンを3秒長押し
- ノイズキャンセル:左イヤホンを3秒長押し
音質・解像度
音の傾向としては、定番のドンシャリ系で低音域が強調されています。
価格帯3万円台の高級ワイヤレスイヤホンと比べると、全体的にボア付き気味で、中音域が弱く、突き抜けるような明瞭感がある音質は期待できません。
音場の広さも一般的で、下手に味付けされていない音質が特徴です。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)は、AirPods Pro のような遮音性は期待できませんが、この価格帯の商品としては十分に機能しています。また、コーデックは SBC と AAC のみ対応しています。
音楽を中心に聴く場合は、通常モード(ミュージック)で問題ありませんが、動画視聴やゲームプレイ時に映像と音声に明らかな遅延やズレを感じます。個人的には、常にゲームモード(ゲーミング)で使用することをおすすめします。
まとめ
BIGBIG WON HALO BUDS の最大の利点は、本体の軽さと快適な装着感です。
価格帯が5千円台でありながら、透明感のあるスケルトンデザイン、ANC(アクティブノイズキャンセル)や低遅延モードを備えているのが特徴です。
一方で、左右イヤホンに割り当てられた操作や収納のわずらわしさと、接続時に最大音量になってしまうシチュエーションがあることが気になりました。操作や収納については慣れが必要ですが、最大音量については設定を変更することで解決できます。
音質傾向としては、一般的なドンシャリ傾向ですが、不自然な味付けはされていません。
ワイヤレスイヤホンとしては価格相当の音質であり、音楽やゲームなどの一般的な用途には十分に対応できると評価します。
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