「どうせ、いつものフェイクなんでしょ。」
そんな考えを改めなければいけない事件が発生しました。
レトロゲームのハードウェアメーカー Analogue が、すべてのレトロ携帯ゲーム機をサポートすることを目標とした新しいゲームコンソール「Analogue Pocket」を発表しました。
今度こそ期待を裏切らない本気のゲームコンソール Analogue Pocket が、2020年にやってきます。しかも、ハイブリッド&マルチに活躍できて 199.99ドルで!
世界的にも有名になったレトロゲームのハードウェアメーカー Analogue の新製品は、発表されるたびに “争奪戦” が激化しています。2020年8月に全世界同時に予約開始となった Analogue Pocket は、お[…]
2020年、レトロ携帯ゲーム機に革命が起きる!
世界中のレトロゲーマーから注目されているハードウェアメーカー Analogue が、新しいゲームコンソール「Analogue Pocket」を発表しました。
過去最高の携帯ゲーム互換機が誕生する
過去に発売された、すべての携帯ゲーム機をサポートすることを目標としたゲームコンソールです。現代の技術を集結させた最高のゲーム互換機が誕生しようとしています。
Analogue Pocket は、本当に発売される
この手のゲームコンソールといえば、CGイメージだけのフェイク情報だったり、製品発表・展示はしていたけれど実際には発売されなかった、そんなことが何度も繰り返されていました。
大丈夫、信じてみよう。
そんなことの繰り返しから “ 今回もどうせフェイクなんでしょ ” と思った人はいませんか。
正直、疑心暗鬼になっていた私はそう思ってしまいました。ごめんなさい。
そんなフェイクのような発表でも、メガドライブ互換機「MEGA SG」、スーパーファミコン互換機「Super NT」といった高性能なハードウェアの発売実績がある Analogue であれば、その信ぴょう性はかなり高いと言えます。
個人的にはゲームボーイシリーズ互換機の Super Retro Boy に期待していましたが、発売されることはないでしょうね。
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スタイリッシュなデザイン・カラーで登場
Analogue Pocket は、すっきりとした薄型デザイン、軽量なボディが特徴です。
本体カラーは「ブラック」、「ホワイト」の2種類を予定しています。
見た感じでおおよその大きさ・薄さを判断すると、ゲームボーイポケットよりも一回り大きく、薄型なデザインになりそうですね。
現在は CGイメージのみの公開ですが、Analogue 製品ということで、そのビルドクオリティの高さに間違いはないでしょう。
すべてのゲームボーイシリーズに対応
過去に発売されたすべてのゲームボーイシリーズのカートリッジに対応しています。エミュレータは一切搭載されていない互換機なのもポイントです。
マルチに活躍できるゲームコンソール
それだけでなく、別売りのカートリッジアダプターを使えば ゲームギア、ネオジオポケットカラー、Atari Lynx のゲームカートリッジにも対応できます。
ただし、 カートリッジアダプターの発売は遅れることが予想されます。
理由としては、すでに発売されているメガドライブ互換機 MEGA SG のゲームギアコンバーターといった商品も未発売だからです。
まずは、レトロ携帯ゲーム機の中でもシェアが高い、ゲームボーイシリーズのゲームタイトル(2,780本以上)に対応するようです。もちろん、100%互換で。
搭載されているボタンについても、ABXY ボタン、L / R ボタンを搭載していることから、今後多くのレトロ携帯ゲーム機をサポートできることが期待できます。
すべてのボタンはマッピング(ボタン機能の割り当て)できるので、その人に合ったボタン配置、操作性を追求できます。
初代ゲームボーイの 10倍の解像度
Analogue Pocket の液晶ディスプレイサイズは 3.5インチ(615 ppi)、初代ゲームボーイの10倍の解像度 1600 × 1440 です。
ディスプレイサイズの大きさは、2011年に発売された ニンテンドー3DS の上画面相当ですが、解像度は圧倒しています。というか、ここまで解像度が高い携帯ゲーム機ってないですよね。
ニンテンドースイッチよりも、iPhone 11 Pro Max よりも解像度は高いです。
今までになかった “くっきり・はっきり” の世界を体験できるでしょう。
ゲーム開発、作曲だってできちゃう
Analogue Pocket は ゲーム開発キット、音楽ツールが標準搭載されます。
ゲーム開発キットについては、インディーズゲーム開発、コミュニティなどの自由度を備えているようです。
また、ハードウェアに詳しい人であれば搭載されている集積回路(FPGA)の構成を書き換えできるので、ほかのレトロ携帯ゲーム機を動作させることも夢ではないかも。
ワンダースワン互換を望む声が多いようです。
ゲームボーイのチップチューンと言えば LSDj が有名ですが、同じように有名な音楽ツール Nanoloop(ナノループ)を標準搭載します。
Nanoloop は、シーケンサー・シンセサイザー・サンプラーがすべて揃った独自の音作りができる音楽ツールです。ループ音楽がサクサク作れます。
DAC互換でもあるので、音質にも期待できます。
Analogue Pocket が、チップチューン業界に進出する日は近そうです。
携帯型ゲーム機であり、据置型テレビゲーム機です。
Analogue Pocket は、携帯型ゲーム機だけでなく、据置型テレビゲーム機としてもハイブリッドに活躍できます。
Analogue Dock に置くことで、テレビの大画面でレトロゲームが楽しめます。
簡単に言えば「ニンテンドースイッチのような使い方ができる」ということです。
バッテリー切れも心配いらないですね。
有線コントローラ用の2つのUSB入力だけでなく、Bluetooth対応コントローラも使えます。
過去最高の携帯ゲーム互換機の誕生は近い
Analogue Pocket の機能をざっくりと見てきましたが、本当に文句なしの機能・スペックを搭載したレトロ携帯ゲーム互換機です。
今までも多くの携帯ゲーム互換機が発売されてきましたが、その多くが一つのゲームハード機に特化したもの、エミュレータ機能を搭載したものがほとんどでした。
Analogue Pocket は、エミュレータ機能を搭載せず、独自のハードウェア設計で、多くのレトロ携帯ゲーム機をサポートします。
過去の互換機を圧倒するスペック
Analogue Pocket のスペックは、過去に発売された携帯型ゲーム互換機を圧倒しています。
気になるのが microSDカードスロットを搭載していることです。
エミュレータを搭載しないことを考えると、ゲームイメージを利用する目的であるとは考えられません。
基本的には、自作したゲーム・音楽のほか、DAC機能・高解像度な液晶ディスプレイを生かした音楽プレーヤー、動画再生ツールとして利用することになりそうです。
過去に発売した互換機(Super NT や MEGA SG)では、ファームウェアアップデート用に使われることも想定されています。
また、非公式の脱獄ファームウェアが配布され、バックアップしたゲームイメージも microSDカードスロットから起動できるようになっていることから、発売後にそのようなファームウェアが登場する可能性も高そうです。
2020年に発売予定、価格は 199.99ドル、限定数量。
Analogue Pocket は、2020年に発売予定、価格は199.99を予定しています。
同時発売として、据置型テレビゲーム機にできる Analogue Dock(価格未定) も予定しています。
ゲームギア、ネオジオポケットカラー、Atari Lynx に対応するカートリッジアダプター(別売り)については、遅れての発売となりそうです。
Analogue Pocket は、初期出荷の数量に限りがあるので競争率は高め。
世界中のレトロゲーマー、それ以外の多くの人からも注目を集めています。
確実に手に入れたいという人は、公式サイトでメールアドレスを登録しておくことをオススメします。現在は CGイメージ・スペックのみですが、これから公開されていく新たな情報が待ち遠しいですね。
必ず手に入れたい!そんなレトロ携帯ゲーム互換機の一つになるでしょう。
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