スムーズに動作する無限回転ダイヤルとカスタマイズ可能な10個のボタンを備えたクリエイター向けデバイス「Rev-O-mate」が登場しました。
現役イラストレーターが発案したデバイスだけに、フォトショップなどの画像編集ソフトはもちろん、工夫次第でさまざまなアプリ、ゲームタイトルの作業効率を劇的に向上させることができる小型デバイスになることでしょう。
「Rev-O-mate」KickStarterで出資募集を開始
現役イラストレーター発案のクリエイター向けデバイスとして誕生した「Rev-O-mate」が、クラウドファンディングサイト「KickStarter」で資金調達を開始しました。
スムーズに動作する無限回転で押し込み可能なダイヤル、カスタマイズ可能な10個の小型ボタン、16,777,216色にカスタマイズ可能なLEDを備えた片手用の小型デバイスです。
クリエイター向けデバイスとしてアピールしていますが、あなたの工夫次第でさまざまなアプリ、ゲームタイトルの作業効率を劇的に向上させることができるでしょう。
目標調達金額:2,500,000円で、2018年3月の出荷開始を目標にしている製品化プロジェクトです。
「Rev-O-mate」とは
「Rev-O-mate」は、キャンペーンを開始するまでに数々の試作品を完成させています。
それらの試作品から得られた経験から、無限回転の名に恥じないアルミ削りだしのダイヤルと良好な回転、底部には滑り止めとしてクリアラバー素材を採用、アルミダイキャストの頑強なボディ、それでいてサイズも小さめと制作作業に最適化されたデザイン・設計がなされています。
「Rev-O-mate」は専用ドライバを必要としないドライバレスを採用して、標準ドライバで動作します。なので、パソコンに接続すればすぐに使うことができるでしょう。
無限回転ダイヤルは、フォトショップなどの画像編集ソフトでは拡大縮小・回転などといった使い方ができます。また、モード切りかえを活用すれば、異なるアプリ間でも同じ動作をさせることができます。10個の小型ボタンは、さまざまな置き方・利き手にも対応できるように左右対称に配置されています。
「Rev-O-mate」で設定した内容はすべて本体側に保存されます。なので、使用するパソコンの入れ替えをした場合でも、改めて設定をし直さなければいけないといった、わずらわしさがありません。
LEDの色は、RGBの各色スライダーで自分好みの色(16,777,216色)、輝度にカスタマイズできるので自由度は高いといえるでしょう。この部分の詳細情報については、今後のアップデートで明らかになってくることでしょう。
「Rev-O-mate」のスペック
対応OS(日本語版) | Windows10,Windows8.1, Windows8,Windows7 |
対応インターフェース規格 | USB2.0/1.1 TypeA |
ボタン数 | 10+1(ダイヤル部) |
ロータリーエンコーダー | ノンクリック無限回転 |
ケーブル長 | 約1.7m |
本体寸法 | W64×D64×H44mm(突起部除く) |
ダイヤル径 | 約43mm |
重 量 | 約175g(ケーブル含む) |
その他機能 | 標準ドライバにて動作 設定は本体内部メモリに記憶 |
電 源 | USBバスパワー |
電源電圧 | 5.0V |
動作環境 | 温度0~45℃ 湿度10~60%(結露なきこと) |
ファンディングゴールは達成
「Rev-O-mate」は、クラウドファンディングサイト「KickStarter」で資金調達を開始3日目にして、目標調達金額である2,500,000円をすでに達成しています。
また、早期出資コース(Hyper Early Bird!、Super Early Bird!、Early Bird!)は埋まっているので、通常出資コース(Kickstarter price!)が、残り日数でどれほど多くの出資者(バッカー)を集めることができるのかが見ものです。
現在は本体カラーは1色(ブラック)ですが、カラーバリエーション(クラウドファンディング限定カラー(?))も検討しているとのことなので、アップデート情報の更新内容によっては、より多くの出資者(バッカー)を獲得できるものと考えられます。
開発サポートは「ビット・トレード・ワン」
日本企業である株式会社ビット・トレード・ワン(BitTradeOne)は、2010年1月に設立された会社で、ゲーミングキーボード、パドルコントローラなどのデバイス開発経験を豊富にもつ企業です。
自社オリジナル製品・他社製品などの販売、受託開発業務も行っています。
「Rev-O-mate」プロジェクトでは、開発全般(試作、量産、販売)をサポートし、プロジェクトの実現に取り組んでいきます。
すでに発表されている情報として「Rev-O-mate」の量産は、台湾に拠点を置くパートナーが選ばれています。大規模プロジェクトを処理した経験豊かで信頼できるチームが担当し、プロジェクト目標(2018年3月の出荷開始)を必ず達成してくれることでしょう。
まとめ
無限回転ダイヤルとカスタマイズ可能な10個のボタンを搭載「Rev-O-mate」は、考えられるリスクがかなり低いことから、実現できるものと考えられます。
すでに試作品も完成しており、あとは設定ツールの完成度(Macへ対応)を上げることと、2018年3月の出荷開始に間に合うような量産計画を進められるかといったところでしょう。
ゲーミングデバイスとして発売された製品を活用しているイラストレーターも多いようですが、本体サイズの大きさ、販売価格の高さ、一部素材の劣化などが挙げられています。
それに比べ「Rev-O-mate」は、イラストレーター発案のクリエイター向けデバイスとして発表されていることから、片手用の小型デバイスで、一般販売価格も安価、無限回転ダイヤルを搭載でかゆいところに手が届く設計、アルミダイキャストの頑強なボディが採用されています。
「Rev-O-mate」はイラストレーターだけでなく、工夫次第でさまざまなアプリ、ゲームタイトルの作業効率を劇的に向上させることができるデバイスです。
クラウドファンディングのキャンペーンは成功し、すでに製品として販売しています。
大手家電量販店でも取り扱いがされていますが、品薄な状態が続いているほど売れています。
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で出資をしていた「Rev-O-mate」が届きました。このデバイスは無限回転ダイヤルとカスタマイズ可能な10個のボタンを備えたクリエイター向けのデバイスです。イラストレーターやフォ[…]