ゲーミングマウス「Zaopin Z2」レビュー｜スイッチ交換可、３モード接続対応モデル

ゲーミングマウス「Zaopin Z2」は、フラグシップセンサー PAW3395 を搭載した軽量ワイヤレスマウスです。左右ボタンのスイッチ交換、３モード接続（ワイヤレス 2.4G、Bluetooth、有線）に対応したモデルです。

超低遅延で高い精度の有線接続と、安定した無線接続をサポートしています。
エルゴノミクスデザインが特徴的な Zaopin Z2 を簡単にご紹介します。

Zaopin Z2 の価格・販売ストア

Zaopin Z2 は、海外ストア MechKeys で購入できます。
カラーバリエーションは全５色、販売価格は 59.99ドルです。

内、ホワイトはボタンカラーが異なるバリエーションを用意しています。
メリハリのあるブラック、レトロな雰囲気のグレーがあります。

MechKeys プロモーションコード「mesh5」で５ドルオフです。
支払い時の決済画面で入力して使ってください。

Zaopin Z2 のスペック

免責事項：スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。

Zaopin Z2 のレビュー

MechKeys様より提供していただいた Zaopin Z2 を簡単にレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、デザイン、操作性をチェックします。

付属品

1. マニュアル
2. Type-Cケーブル
3. 収納ポーチ
4. グリップテープ
5. 予備ソール
6. 精密ドライバー
7. USBレシーバー（4K対応）

デザイン

Zaopin Z2 は、クラシックなデザインとエルゴノミクス形状が特徴です。
本体カラー（ホワイト＋グレーボタン）は、古いパソコンの配色を思わせるカラーリングを採用しています。標準ソールは 100% virgin PTFE が使われています。

フラグシップセンサー PAW3395 を搭載したマウスで、左右ボタンには TTC Gold 60M が採用されています。また、底面には Bluetoosh / 2.4G接続の切り替えスイッチや DPI変更ボタンも用意されています。

エルゴノミクス形状を採用した右手用マウスです。
Type-C端子は水平に奥まった配置となっているため、有線接続時にケーブルが引っかからないように工夫が必要です

ホイール位置は中央にあり、左右のメインボタンは左から右にかけて傾斜しています。サイドボタンは突出していますが、指を置く位置も広く邪魔になりません。

マウス全体はマットな触り心地の良いテクスチャで、フィット感が良い持ち心地です。ただし、手に汗をかきやすい方は、グリップ力を高めるために、付属のグリップテープを使用すると良いでしょう。

標準の PTFE製ソールは、滑りや引っ掛かりは気になりませんが、お好みに応じて汎用性が高い点ソールを検討することをおすすめします。

大きさ・重さ

大きさは 123 × 64 × 39.5 mm、重さは 66g（実測値）です。
エルゴノミクス形状を採用した軽量モデルです。

本体基板やバッテリーが前方に配置されているため、本体の重心は前方寄りです。
ただし、重量バランスはほぼ本体中央の位置であると判断します。

参考までに、左右対称デザイン（Mサイズ）の Razer Viper Ultimate と WLmouse BEAST X を並べてみました。

公式発表の大きさ・重さは以下のとおりです。

WLmouse BEAST X と比較すると、本体とホイールの位置は高くなっています。
エルゴノミクスデザインのマウスは、疲れにくい持ち心地という点で優れていますが、左右対称デザインのマウスと比べると、全体的に高さ・大きさを感じます。

本体の高さやくびれ、持ち心地、素早く精密なマウス操作などは、手の大きさや持ち方によって好みが異なります。成人男性の平均的な手のサイズに適しています。

スイッチ交換

左右ボタンのスイッチ（TTC Gold 60M）は交換可能です。
付属の精密ドライバーを使用して、マウスソール下のネジを外し、スイッチを固定しているネジを外すことで、好みのスイッチに交換することができます。

レシーバー

半透明シェルを採用した丸形ドングルが同梱されています。
大きさは直径 38mm で、レシーバーチップには Nordic 52810 が使用されています。

無線接続でも 4k（4000Hz ポーリングレート）を利用可能です。
ただし、内蔵されている LED の変更・オフなどの設定はできません。

専用アプリ

Zaopin Z2 には、専用アプリ（Zaopin Wireless Mouse）が用意されています。
公式サイトからダウンロード＆インストールします。
・https://www.zaopinworld.com/xiazaizhongxin.html

ボタン割り当て、明るさ、DPIライトカラー、LEDエフェクト、LoD（Lift-off Distance）設定などを変更できます。また、DPI に割り振られた初期値（400、800、1600、2400、3200、6400）を変更することもできます。

センサーモードとして LP と HP が用意されていますが違いはほとんどないため、標準の LP で問題はありません。また、常駐アプリ（スタートアップの起動可）ではないので、設定する際に起動すると良いでしょう。

まとめ

Zaopin Z2 は、有線・無線どちらでも接続可能なゲーミングマウスです。
本体のカラーバリエーションは全５色で、クラシックなデザインとエルゴノミクス形状が特徴です。

重さは 65±3g で、持ち心地に優れた軽量モデルです。
標準のマウスソールは、そのサイズの大きさのせいか、滑り具合は十分に優れているわけではありません。そのため、シチュエーションに合わせてマウスソールを交換すると良いでしょう。

左右ボタンのスイッチは自分好みにカスタマイズ（交換）することが可能です。
また、ホイールの表面にはグリップがあり、ホイールの硬さも標準で使用感は良好です。サイドボタンは突出していますが、位置が絶妙で指を置く位置も広く邪魔になりません。

DPIボタンは底部にあるため、瞬時に変更することはできませんが、誤って変更することはありません。また、３つの接続モード（ワイヤレス 2.4G、Bluetooth、有線）に対応しているのは評価ポイントです。

バッテリー容量が 500mAh と大きいため、連続100時間以上の駆動を誇りますが、その分本体重量は増しています。そのため、超軽量なゲーミングマウスを求めている方よりは、普段使いの比重が高めでゲーミングユースにも幅広く使いたい方向けに適したモデルと評価します。

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