
ゲーミングマウス「WLMOUSE HUAN」は、持ちやすさと軽量性を両立したソリッドデザインを採用したモデルです。48g ±2g の超軽量ボディに加え、ユニークな丸型液晶を備えた猫型 8Kドングルが特徴です。
超低遅延で高い精度の有線接続と、安定した無線接続をサポートしています。
音声認識にも対応したドングルを採用した WLMOUSE HUAN を簡単にご紹介します。
WLMOUSE HUAN について
WLMOUSE HUAN に関する情報をまとめたページです。
公式ストアで購入した実機を使用しています。
提供品の有無にかかわらず、コンテンツの内容には一切影響していません。
価格・販売ストア

WLMOUSE HUAN は、公式ストアおよび国内代理店で販売しています。
公式サイトにおける販売価格は 155ドル(送料別途)です。
カラーラインナップは、全9色(記事執筆時点)です。
アマゾンでの取り扱いも予定しています。

・WLMOUSE HUAN
公式ストア価格:155ドル(送料別途)
公式ストア WLmouse プロモーションコード「wlmo」で 2%オフです。
支払い時の決済画面で入力して使ってください。
製品仕様とスペック
- 製品名:WLMOUSE HUAN
- マウスセンサー:PixArt PAW3950HS
- タイプ:左右対称
- 解像度:50~30000DPI
- マイクロスイッチ:2種類
Omron Opticals(メインボタン)
Omron Blue Dots(サイドボタン) - ホイールエンコーダー:TTC Dust Proof Silver
- ポーリングレート:125Hz~8000Hz
- ボタン数:5
- 接続:有線 / 無線(2.4G)
- 大きさ:116 × 61 × 38mm
- 重さ:48±2g(ケーブルとソールを除く)
- バッテリー:300mAh
- 素材:ステンレスマグネシウム合金+ABS樹脂素材
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
WLMOUSE HUAN のレビュー
WLMOUSE HUAN を簡単にレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、デザイン、操作性をチェックします。
付属品

1. サポートカード
2. マニュアル
3. グリップテープ
4. ソール
5. USB ドングル(8K)
6. Type-Cケーブル
デザイン

持ちやすさと軽量化を追求した、ソリッドなデザインが大きな特徴です。
金属印刷されたボトムデザインと、ダイヤモンドカットによるエッジの光沢感が、ワンランク上の高級感と洗練された印象を演出しています。
メインスイッチは Omron Opticals、サイドボタンは Omron Blue Dots を採用しており、WLMOUSE Beast X をはじめとする同社の既存モデルと共通で、実績ある信頼性の高いパーツ構成となっています。

本体の両サイドにはくびれが設けられており、自然と指の置き位置が決まりやすいエゴノミクス形状です。
サイドボタンはやや突出していますが、ソリッドシェル(穴なし)のため、指の動線も自然にアプローチできるようになっています。

表面は全体的にさらりとしたマット仕上げで、手触りは良好です。
一方で、カラーによっては皮脂や指紋が目立ちやすい印象もあるため、気になる場合は ホワイトやシルバーなどの明るめのカラーを選ぶと安心です。
ホイールはグリップ感のあるラバーコーティングが施されており、滑りにくく標準的で安定しています。各ボタンの押し込みも軽く、歪みや軋みも感じられない、堅牢な作りに仕上がっています。

また、穴あきシェルと異なり、ほこりやゴミが本体内部に入り込みにくい点もメリットです。
日常使用におけるメンテナンス性にも優れており、長期間安心して使用できる設計といえるでしょう。
大きさ・重さ

大きさは 116 × 61 × 38mm、重さは 50g(実測値)です。
ステンレスマグネシウム合金と ABS樹脂素材(ボトム)を組み合わせた構造により、剛性を確保しながらも驚くほど軽量な仕上がりとなっています。
本体の重心はわずかに前方寄りではあるものの、体感的にはほぼ中央に近いバランスです。
極端な前重心・後重心ではないため、つかみ持ち・つまみ持ちのいずれでも安定した操作感が得られます。
サイズ感

参考までに、Finalmouse UltralightX Prophecy を並べてみました。
公式発表の大きさ・重さは以下のとおりです。
| 製品名 | 大きさ | 重さ |
| ULX Prophecy | 121.3 × 56.8 × 37mm | 36±2g |
| WLMOUSE HUAN | 116 × 61 × 38mm | 48±2g |

一般的なゲーミングマウスと比較すると、全体的に高さが低く、小ぶりなサイズ感が特徴です。
手に収まりやすく、マウスを大きく包み込むタイプというよりは、指先を使って操作するスタイルに向いた形状です。
本体の高さやくびれ、持ち心地、さらには素早い精密なマウス操作については、手の大きさや持ち方によって好みが分かれます。つかみ持ちやつまみ持ちでは扱いやすさを感じやすい一方、かぶせ持ちを好むユーザーにとっては、やや高さ不足に感じる可能性があります。
レシーバー

丸形液晶を搭載したネコ型ドングルが同梱されています。
無線接続時の最大ポーリングレートは 8000Hz に対応していますが、実際の運用ではバッテリー消費や接続の安定性を考慮すると、1000~2000Hz 程度に設定するのが現実的でバランスの良い選択といえるでしょう。
丸形液晶には、あらかじめ用意されたプリセット表情を表示できるほか、マイクによる音声認識に連動した表情表示にも対応しています。ただし、記事執筆時点で音声認識に対応しているのは中国語のみで、日本語や英語を含む他言語には対応していません。

音声認識は、中国語読みの企業名(ハイ、ワンリン)を呼びかけることで起動します。
実用性というよりは演出寄りの機能ですが、デスク周りのアクセントとしては十分に楽しめます。
なお、ネコ型ドングルの外装カバーは シリコン製で、着脱が可能です。
将来的に外装カバーが販売されるかは不明ですが、見た目のカスタマイズ性に加え、持ち運び時の保護やメンテナンス面でも配慮された設計となっています。
実際に Razer Polling Rate Tester を用いて検証したところ、125Hz から 8000Hz までほぼ期待値どおりの数値を記録しました。公称スペックどおりの安定したポーリングレート性能を発揮していることが確認できました。
専用アプリ

ウェブドライバー『WL MOUSE HUB』が提供されています。
・https://chn.wlmouse.com/gg/#/project/items
ボタン割り当てやDPI、ポーリングレート、バッテリー残量、ドングルなど、多岐にわたる設定をウェブ上で簡単にカスタマイズできます。
まとめ

WLMOUSE HUAN は、有線・無線のどちらでも接続可能なゲーミングマウスです。
マウスセンサーに PAW 3950HS を採用し、メインスイッチは Omron Opticals、サイドボタンは Omron Blue Dots を搭載。同社の既存モデルと共通する実績と信頼性の高いパーツ構成となっています。
本体重量は 48g ±2g の超軽量設計で、持ちやすさを重視した低めのフォルムを採用しています。
金属印刷されたボトムデザインと、ダイヤモンドカットによるエッジの光沢感が、ワンランク上の高級感と洗練された印象を演出しています。

サイズ感は小ぶりで高さも抑えられており、指先主体で操作するスタイルと相性は良好です。
つかみ持ちやつまみ持ちでは扱いやすさを実感しやすい一方、かぶせ持ちを好むユーザーにとっては、やや高さ不足に感じる可能性があります。
最大 8000Hz のポーリングレートに対応した無線接続は、実測でも期待値どおりの安定したパフォーマンスを発揮していることを確認しています。ただし、実用面を重視するなら、バッテリー持ちや PC負荷とのバランスを考慮して 2000Hz 程度での運用が現実的といえるでしょう。
また、丸形液晶を搭載したネコ型ドングルを採用しているのも大きな特徴です。
音声認識に対応した表情表示といった遊び心あるギミックを備えていますが、実用性よりも演出面を楽しむ要素が強めです。それでも、デスク環境に個性を加えたいユーザーにとっては、十分に魅力的なアクセントといえます。
総合的に見ると、WLMOUSE HUAN は万人向けのスタンダードモデルというよりも、軽量性・操作感・デザイン性を重視するユーザー向けの個性派マウスです。基本性能はしっかり押さえつつ、他にはない付加価値を求めるユーザーにとって、満足度の高い選択肢といえるでしょう。
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