手軽に始められるスタンドアロン型のVRヘッドセット「Oculus Go」を手に入れました。
Oculus Go(オキュラス ゴー)は2万円台で購入でき、VR初心者でも手軽に始められることで注目を集めています。
これ一つで大スクリーンで映画・動画を楽しんだり、音楽などのライブ、スポーツ鑑賞、豊富なVRコンテンツを楽しめます。
Oculus Go(オキュラス ゴー)とは
Oculus Goは、ハイスペックな PCなどを用意しなくても手軽にVR体験ができるスタンドアロン型の VRヘッドセットです。ストレージ容量は2種類(32GBモデルが 23,800円、64GBモデルが 29,800円)が用意されています。
大スクリーンで映画・動画を楽しんだり、音楽などのライブ、スポーツ鑑賞、簡単なVRコンテンツを楽しむのに最適なデバイスといえます。
2019年には新作の Oculus Questが発売されました。
これからスタンドアロン型の VRヘッドセットの購入を検討している人は新型をおすすめします。割安な中古の Oculus Goも狙い目です。
注文してすぐ届く
公式サイトで Oculus Goを注文してから2日後に届きました。
注文の決済はクレジットカードとPayPal(ペイパル)のみで、住所・氏名の入力はローマ字です。
注文してすぐに届くので、到着までに何日も待たされて「VR体験をしたい!」という熱が冷めることはありません。
住所・氏名を日本語で入力した場合には発送されない・大幅に遅れるケースが報告されているのでローマ字で入力しましょう。Oculus Goが届く前の準備として公式サイトにログインするのを忘れずにしておきましょう!
開封してすぐ始められる
Oculus Goは開封してすぐに始められます。私が購入したのは64GBモデル(29,800円)です。
後からストレージ容量を増やすことはできないので、どういった楽しみ方をするのか決めていないという人は64GBモデルを選んだほうが無難です。
パッケージを開くと Oculus Go本体、コントローラー、付属品ボックスが入っています。
コントローラーは単三電池をセットしないと使えません。
単三電池は付属品ボックスに入っています。
付属品ボックスには、単三電池のほかにUSBケーブル、マニュアル、メガネスペーサー、ストラップなどが入っています。
コントローラーをぐっと引き抜くことで単三電池をセットできます。
Oculus Go本体上部には電源ボタン、音量調整ボタンがあります。
本体サイドには microUSBポート、イヤホンジャックが用意されています。
標準で両サイドにオープンエア(開放型)のスピーカーが搭載されています。音もれが気になる人はイヤホンジャックにお好みのイヤホンをセットしましょう。
両サイド、頭頂部のバンドを調整することでフィット感が向上します。
本体重量は 468gで軽量であるといわれていますが個人的には重さが少し気になります。
本体下部にはマイクも搭載されています。
Oculus Goは、高コストパフォーマンスで有名は Xiaomi製品です。私もいろいろな Xiaomi製品を購入してきましたが品質については文句なしです。
メガネスペーサーをセットすればメガネをかけたままVR体験を楽しめます。
セット方法や使い方は専用アプリ(スマートフォン専用アプリ)を導入する際に解説(動画)があるので迷うことはありません。
Oculus Goのパッケージを開封して、専用アプリでセットアップするだけで、すぐにVR体験を手軽に始められます。
初めてのVR体験
初めての VR体験を Oculus Goで始めて思ったことは、体験してみないとすごさがわからないと感じました。最初のホーム画面で背景をセットした際に「おー!すごい!」と 360度をぐるーっと何度も見渡してしまいました。
対応するVRコンテンツがなくても、標準搭載されているブラウザを使って大スクリーンでブラウジングを楽しめます。
アマゾンプライム会員の無料サービス:Amazonプライムビデオも楽しめます。一度だけ「保護されたコンテンツエラー」と表示されましたが、すべての「閲覧データをクリア」と「デスクトップをリクエスト」することで問題なく視聴できました。
Amazonプライムビデオ用のコンテンツが登場するまでは Oculus Go用 ブックマークレット(作成:ベフェル@beffellさん)を使えば快適なフルスクリーンでプライムビデオを楽しめます。
無料のVRコンテンツも豊富に用意されています。
私はここぞとばかりに有料コンテンツを大量に購入して楽しんでいます。
ゲームや動画は2時間程度でバッテリーがなくなる感じです。
スクリーンショットだけではVR体験のすごさをうまく伝えることはできませんが、通常のゲーム体験では得られない臨場感あふれる体験ができるでしょう。
Oculus Goは頭を動かしてまわりを見渡すことができるヘッドトラッキング機能だけを搭載したスタンドアロン型のVRヘッドセットです。
本格的な VR体験(歩いたり身をかがめたりといった位置トラッキング機能)を楽しみたいという人は Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VR、Mirage Soloといった製品を選択すると良いでしょう。
専用アクセサリー
Oculus Go専用アクセサリーは、公式サイトからは「接顔パーツ」、「度付きレンズ」、「コントローラー」が発売されているだけで、収納ケースやフェイスクッションカバーなどは販売していません。
収納ケースは「無印良品のメイクボックス・小」や VRヘッドケースが Oculus Goユーザーの多くから支持されています。
海外通販サイトでは Oculus rift用の度付きレンズも発売されていることから、公式ストア価格よりも安いオリジナルアクセサリーが販売されるのも時間の問題のように感じます。
付け替え可能な Oculus rift用フェイスクッションも Oculus go用として販売されるでしょう。その際には試してみたいと思います。
Oculus Goを野外に持ち運ぶ際には、絶対にレンズを日光に当てないでください。
レンズ奥にあるディスプレイが日光で焼けて破損します。
アドバンテージは使いやすさ
VR体験をしたいけど、お金がすごくかかりそう・どうやれば良いのかわからないといった問題・不安を Oculus Goは解決し、VR体験をより身近に感じさせるデバイスにしてくれました。
装着するだけですぐに VR体験を始められる手軽さ・使いやすさは、今まで発売された VRヘッドセットの中でもアドバンテージが高いように感じられます。
ステッカーなどを貼り付けて自分好みにデコレーションしても面白いです。
VRのこれからが楽しみ
初めてのVR体験を Oculus Goで体験して、VRがだんだん身近になってくることを実感しました。最近ではアミューズメントパークや、ネットカフェなどでも手軽にVR体験を楽しめます。
将来的には今よりもヘッドセットは改良され、よりリアルで軽量化されたモデルが発売されるでしょう。
VR体験をしたことがないという人は、どのような形でも良いでもVR体験をすることをおすすめします。おそらく思っていた以上の体験が期待できますよ。