中華ゲーム機「Powkiddy Q20 mini」は、軽量コンパクトなのに鮮明なディスプレイを備えたモデルです。ゲームボーイミクロサイズに、ファミコンコントローラーデザインが好きな人にピッタリの1台です。
定番スペックながら、ポケットサイズで結構使える Powkiddy Q20 mini の価格・販売ストア、スペック、特徴、使い方・設定方法、エミュレータ性能などをご紹介していきます。
Powkiddy Q20 mini の価格・販売ストア
中華ゲーム機「Powkiddy Q20 mini」は、海外通販サイト・国内通販サイトで販売しています。
カラーバリエーションは、レッド、イエローの2色。
ざっくりと調べた販売価格は 4,400円~7,999円です。海外通販サイトの価格がお得です。
付属microSDカードのストレージ容量によって価格が異なります。
Powkiddy Q20 mini のスペック
Powkiddy Q20 mini のスペックを詳しく見ていきます。
最も気になるポイントなので、しっかりチェックしていきます。
Powkiddy Q20 mini をレビュー
中華ゲーム機「Powkiddy Q20 mini」を徹底レビューしていきます。
軽量コンパクト・定番クラシックゲームを遊ぶのにピッタリな中華ゲーム機です。
付属品、基本的な特徴、使い方・設定方法、エミュレータ性能についても解説していきます。
Powkiddy Q20 mini の付属品
付属品はマニュアル(英語・中国語)、USB Type-Cケーブルが付属します。
必要最低限の付属品と、簡素な操作説明のみのマニュアルに記載されています。
ファミコンデザインな軽量コンパクトボディ
Powkiddy Q20 mini のビルドクオリティは満足できるレベルです。
本体の大きさは 118 × 54 × 15mm、重さは 83g(実測値)と軽量コンパクトです。
ファミコンライクなデザインの金属プレートに、プラスチック素材を組み合わせました。
やや粗削りなところはあるものの、Powkiddyシリーズのビルドクオリティとしては初の『良い』と評価します。
いつもはどこかしらに、Powkiddyブランドロゴが主張されていますが、ブランドロゴなしの無地モデルなのも評価ポイントです。
ほぼゲームボーイミクロサイズ
Powkiddy Q20 mini は、ほぼゲームボーイミクロサイズです。
並べてみるとやや一回り大きく感じられますが、重さはたった3g しか変わりません。
ゲームボーイミクロサイズの中華ゲーム機が欲しかった人にはピッタリです。
大きさ・重さを比べてみると、ほとんど変わらないないことがわかります。
商品名 | 大きさ | 重さ |
Powkiddy Q20 mini | 118 × 54 × 15mm | 83g |
ゲームボーイミクロ | 101 × 50 × 17.2mm | 80g |
液晶ディスプレイの色合いが鮮やか
Powkiddy Q20 mini の液晶ディスプレイは『鮮明・綺麗』です。
液晶ディスプレイは 2.4インチ、解像度 320 × 240 と低めですが、色合いは鮮やかです。
暖色系な色味のディスプレイは、ANBERNIC RG300X の青みがかったディスプレイよりも好みと感じる人は多いはず。
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入出力ポートは限定される
入出力ポートは、microSDカードスロット、給充電用の USB Type-Cポート、イヤホンジャックです。データ転送は microSDカードのみです。
microSDカードの抜き差しは封印シールをはがす必要があり、取り扱い方によってはデータ破損する可能性があるので注意が必要です。
価格ありきで粗削りなところも
ロープライスで満足度が高い Powkiddy Q20 mini には粗削りなところが2つあります。
1つは、スピーカーがシングルで大音量ですが音割れ・ノイズが気になるところ。
もう1つは、システム(Dingux)で電源OFF を選択し、それから電源ボタンを OFF にする必要がところです。数年前のシステムがそのまま採用されているだけに古さを感じます。
ボタンの押し心地・操作性
ボタンの押し心地・操作性はこれまでに登場した Powkiddyシリーズそのままです。
ABXYボタンの大きさは 7.2mm、ストロークは 1.2mmほどで、ボタンの押し心地は「柔らかめ」といった感じです。
操作性についてはそれほど悪くはありませんが、この部分については人によっては評価が分かれるところです。
搭載されているボタン類は、十字ボタン、ABXYボタン、START/SELECTボタン、ファンクションボタンが2つ、L/Rボタン、電源ボタン、ボリュームダイヤルです。
定番クラシックゲーム向けなエミュレータ性能
Powkiddy Q20 mini のエミュレータ性能は定番クラシックゲーム向けです。
アナログスティックや L2/R2ボタンもないことから遊べるゲームタイトルも限定されます。
搭載されているエミュレータは、ゲームボーイシリーズ、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームギア、マスターシステム、メガドライブ、プレイステーション、ネオジオポケット、ワンダースワン、PCエンジン、アーケードといった感じです。
システムはチューニングされていますがスーパーファミコン、プレイステーションの一部ゲームタイトルについては、若干の遅延・ノイズなどが確認できました。快適に遊べるのは、ゲームボーイシリーズ、ファミコン、メガドライブ、PCエンジン、ゲームギアといったエミュレータに限定されます。
Pocket Go、Powkiddy V90 のファームウェアが使えるので、詳しい人であれば新しいファームウェア、エミュレータを追加することも可能です。ただし、ライトに遊ぶかぎりは必要ありません。
Powkiddy Q20 mini の使い方・初期設定
Powkiddy Q20 min の使い方・初期設定は特に難しくはありません。
まずは、ゲームイメージを microSDカードに保存するところから進めていきましょう。
ゲームイメージを保存する
ゲームイメージを保存する方法は下記のとおりです。
- 本体の電源ボタンOFF 確認
- 封印シールをはがし microSDカードを取り出す
- microSDカードをパソコンに接続する
- Q90ドライブ(microSDカード)を開く
- Romsフォルダを開く
- 対応するフォルダにゲームイメージ(ROM)を保存
- パソコンから microSDカードを取り出す
- micoSDカードを本体に差し込む
- 電源を入れて、遊びたいエミュレータを起動
- 保存したゲームイメージを選択
必ず自身で吸い出したものを使用してください。
ボタン操作・ホットキーリスト
Powkiddy Q20 mini のマニュアルに記載されたホットキーリストをご紹介します。
基本となる便利なホットキーも含まれているので参考にしてみてください。
ファームウェアを導入する
Powkiddy Q20 mini のファームウェアは、Pocket Go と共通です。
特に問題がないかぎりはファームウェアの書き換えの必要性はありません。
知識がある人は必要に応じてファームウェアを導入しましょう。
初心者は動作不能・問題解決できないトラブルの原因となるので止めたほう無難です。
ファミコンモデルの決定版「Powkiddy Q20 mini」
中華ゲーム機 Powkiddy Q20 mini は、ファミコンモデルの決定版です。
あくまでも価格ありきの評価ですが、軽量コンパクトなのに鮮明なディスプレイを備えており、定番クラシックゲーム向けのモデルです。
エミュレータ性能は低めとなっていますが、価格の安さ・手軽さにフォーカスしています。
ゲームボーイミクロが好きで、ファミコンコントローラーデザインが好きな人であれば、きっと満足できる中華ゲーム機です。
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