
LTE に正式対応した初めての 8.9インチ UMPC「Magic-Ben MAG1」 の CPU性能をパワーアップしたモデルが新たに登場しました。
Intel® Core™ i7-8500Y Processor を搭載したモデル
中国国内の JD.com(京东金融)で先行発売していた Core i7-8500Y モデルが、海外通販サイトに先駆けて日本国内で発売されています。
新登場した Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Y モデルを簡単にチェックしていきます。
現行モデルとの大きな違いはあるのでしょうか。
Core i7-8500Yを搭載した Magic-Ben MAG1 が新登場!
Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Yを搭載モデルが日本国内で発売しています。
いつもは海外通販サイトで先行発売しているケースが多いのですが、先駆けて日本国内で発売を開始したのはレアケースといえます。
ライバル企業の製品・ビジネスモデルを研究している
UMPC のベンチャー企業として登場した Magic-Ben は、ライバル企業のビジネスモデル、日本国内での販売をかなり意識した製品づくりを進めています。
後発である製品のメリットを最大限にアピールした Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Yを搭載モデルの価格、特徴、現行モデルとの違いをチェックしていきます。

日本国内での価格・出荷時期
Magic-Ben 製品は、日本国内ではアマゾンで発売しています。
すでに発売している現行モデル(Core m3-8100Y 搭載モデル)と同じように、Wi-Fiモデル、SIM搭載 LTEに対応した 4G LTE モデルの2種類を同時リリース。
日本国内での気になる価格・出荷時期は下記のとおりです。
個人的にはコストパフォーマンスが高い Wi-Fiモデルをおすすめします。
その理由については後ほど詳しく説明していきます。
商品名 | 価格 |
Magic-Ben Core i7-8500Y(Wi-Fiモデル) | 121,500円 |
Magic-Ben Core i7-8500Y(4G LTEモデル) | 129,300円 |
8インチサイズの UMPC のベンチャー企業として登場した Magic-Ben のデビュー作が “日本語キーボード” を採用して新登場しました。しかも、期間限定の割引クーポンを使えば表示価格よりも 3,000円安く購入できます。[…]
Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Y モデルのスペック
Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Y モデルのスペックを見ていきます。
結論から言えば、搭載されている “CPU” しか大きな違いはありません。
現行モデル(Core m3-8100Y 搭載モデル)よりも性能が高い CPU を搭載したことで、 Magic-Ben がより快適な作業環境を目指したことがわかります。

そのほかの変更点として、現行モデル(Core m3-8100Y 搭載モデル)よりも冷却能力、4G LTE モデルのモジュールが変わっている可能性も考えれます。
Magic-Ben MAG1 の特徴
Magic-Ben MAG1の特徴を簡単に説明すると・・・こんな製品です!
- GPD P2 Max のような「タッチパッド」を採用
- OneMix 3シリーズのような「バックライトキーボード、キーボード配列」を採用
- CHUWI MiniBookのような「拡張スロット」を採用
- 8インチサイズ UMPC 初の「SIMスロット」を採用
現在までに出荷されているモデルでは、Wi-Fi モデルであっても “SIMスロット” を標準搭載しています。Wi-Fi モデルの拡張スロットに、モジュール(WWANカード)を追加すれば 4G LTE モデルと性能は変わらなくなります。
4G LTE モデルを検討している人は、搭載されているモジュールの取り扱いについては注意してください。
2019年に発売された8インチサイズ UMPC の中で、初めて4G LTE に対応した「Magic-Ben MAG1」が注目を集めています。しかし、実際に届いた人の中で通信関連のトラブルに悩まされている人が意外と多いようです。[…]
現行モデルと比べて変更点がある
Magic-Ben MAG1 の現行モデル(Core m3-8100Y 搭載モデル)と比べると、見た目に少しだけ違いが確認されています。
現行モデルの初期ロットには、本体天板に Magic-Ben ロゴマークが描かれていましたが、これは初期ロットのみの限定仕様で、以降の出荷ロットについては描かれていません。
Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Y モデルについてもロゴマークが描かれていない製品が出荷されます。

こういったメーカーロゴを嫌がるユーザーも多いので、よりシンプルなデザインに変更になったと言えるでしょう。
CPUの違い・価格差に価値を見出せるか
SIMスロットを搭載して、4G LTE に正式対応した初めての 8.9インチ UMPC「Magic-Ben MAG1」は、新たに Core i7-8500Y を搭載したモデルを発売しました。
現行モデルとの価格差は2万円
日本国内での価格差を比べてみると、現行モデルとの価格差は2万円。
スペックだけで見れば変更となったのは CPU だけですが、その “違い” に価値をを見出せるかがポイントになりそうです。

こういった UMPC を早々に買い替えする人は少数派だと思うので、年単位で長く使っていきたいという人、少しでもスペックが高いモデルが欲しい人は、Magic-Ben MAG1 の Core i7-8500Y モデルを検討してみる価値はあるでしょう。
私も実際に使ってみて満足度が高い UMPC であると実感しています。
興味がある人は、現行モデル(製品版)の実機レビューも参考にしてみてください。
UMPC のベンチャー企業として登場した Magic-Ben のデビュー作「Magic-Ben MAG1」の製品版が届きました。まったく実績がなく、実力は未知数、どちらかといえば “玄人向け” そう思われていた製品ですが、結論から[…]