2018年3月末に発売された「GPD XD Plus」は、GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)から 2015年に発売された Androidベースの携帯ゲームコンソール「GPD XD」の次世代モデルです。
Android 7.0 を搭載し、性能は2倍になったことから、前モデルではインストール・動作できなかった最新のゲームアプリを楽しめます。簡単にレビューをしていきます!
「GPD XD Plus」とは
「GPD XD Plus」は、GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)から 2015年に発売された Androidベースの携帯ゲームコンソール「GPD XD」の次世代モデルです。
Android 7.0を搭載し、性能も約2倍になったことから最新のゲームアプリを楽しめます。
2015年に発売された前モデル(GPD XD)は、スペック不足・ファームウェアの更新も期待できないことから、新しいゲームアプリを遊ぶには GPD XD Plusは最適と言えるでしょう。
国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)で予約注文していた GPD XD Plusを使ってレビューを進めていきます。
GPD XD Plusを開封する
GPD XD Plusのパッケージ(外箱))はフタが取り外しできない一体型です。XDという文字をイメージしたキャラクターがデザインされています。
前モデル(GPD XD)との違いはほとんど見当たりません。
開封すると GPD XD Plusの文字がパッケージにプリントされているので、ここで前モデル(GPD XD)との違いを見つけられます。
GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)から発売されている製品(GPD WIN、GPD Pocketなど)と比べるとパッケージサイズは小さくコンパクトに仕上げられています。
付属品はイヤホン、USBケーブル、ACアダプタ、マニュアル、画面保護フィルムです。
国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)から届けられた商品なので、ACアダプタには輸入・販売店シールが貼り付けられています。
GPD XD Plusを確認していく
GPD XD Plusを確認していきます。本体サイズ・カラー、見た目は前モデル(GPD XD)と全く一緒です。
公式からアナウンスされていたとおり、重量は前モデル(GPD XD 約318g)よりも、約308gと少し軽くなりました。(数値は実測値を記載しています)
Android 7.0を搭載し、メモリは 4GBと前モデルの2倍、ストレージ容量は 32GBモデルのみの発売です。マイク穴、左右のストラップホールの位置は一緒です。
前モデル(GPD XD)では搭載していなかったBluetooth、各種センサーも搭載しています。操作ボタン・I/0ポートは同一です。microSDカードスロットがあるのでストレージ容量に心配がある人も安心です。(USB Type-Cには対応していません)
前モデル(GPD XD)中期以降には、本体裏面に製品名・認証取得マークがプリントされています。GPD XD Plusでも全く同じプリントがされています。
気になるところはモデル名が「GPD XD」のままということ、技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)のプリントがないことです。
本体を開いてみても前モデル(GPD XD)との見た目の違いは確認できません。電源ボタンランプは青色で、スリープ時でも常時点灯する仕様です。
十字キー・ジョイスティックの操作性や、ボタンの押し心地は、前モデル(GPD XD)そのままと考えて良いでしょう。
個人的には遊ぶゲームタイトルや、慣れで解決できる範囲内だと考えています。どの端末でもいえることですが、すべてのゲームアプリが快適に動作するものではありません。
ちなみにゲームアプリを起動後に、ゲームコントローラボタンを押下して、実際の操作ボタンの割り振りを行います。操作は前モデル(GPD XD)と同じなので、直感的に設定できると思います。
本体は180度開けます。GPD XD Plusは、本体サイズ・カラー・重量などの違いはほとんどなく、そのまま性能が2倍になったマイナーバージョンアップモデルと考えて良いでしょう。
前モデル(GPD XD)との違い
先に記載しているとおり、前モデル(GPD XD)と GPD XD Plusには外観上の違いは見つけられませんでした。こうやって並べてみると…どちらが GPD XD Plusなのかを見分けることはできません。(手前が前モデル(GPD XD)です)
私が持っている前モデル(GPD XD)は初期出荷モデルなので、本体裏面には製品名・認証取得マークがプリントされていません。GPD XD Plusは、中期以降に出荷された前モデル(GPD XD)と同じプリントがされています。
GPD XD Plusは、マイナーバージョンアップモデルなので、前モデル(GPD XD)を持っている人には見た目のサプライズが足りないかもしれません。ただし、性能はパワーアップしているので遊べるゲームタイトルの幅は広がっています。
プリインストールアプリなど
GPD XD Plusの購入を検討している人が気になっているプリインストールアプリなどを確認していきます。
国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)から届いたGPD XD Plusなので、海外通販サイトから購入した場合と比べてプリインストールされているアプリ、ファイルに違いがある場合が考えられます。
GPD XD Plusのモデル番号は XD Plusで、Android 7.0を搭載しています。
カーネルバージョンは3.18.35が搭載されています。
前モデル(GPD XD)に引き続き、総合エミュレータアプリ「ワンダドロイド(旧名:Happy Chick)」は健在です。新しく標準で総合エミュレータアプリ「RetroArch」が加わりました。
前モデル(GPD XD)と同じように、特定の場所に ROMイメージを保存することによりエミュレータを遊ぶことができます。
バージョンが古いエミュレータアプリが動作していることもあるので、必要なエミュレータは自分でインストールした方が良いでしょう。
いくつかの中華アプリのプリインストールが確認できます。
Playストアを含む標準的なGoogleアプリはプリインストール済みです。
前モデル(GPD XD)ではプリインストールされていなかったアプリも確認できます。
標準では root権限は付与されていません。前モデル(GPD XD)でも初期ファームウェア(Firmware Updates 3.3.8まで)では root権限は付与されていましたが、それ以降のファームウェアでは意図的に root権限は削除されています。
標準ホームアプリは「Metro」が選択されています。個人的には前モデル(GPD XD)でも定評があった「スクエアホーム2ランチャー」をインストールすることをおすすめします。
快適に動作するゲームアプリはテストユーザーがYoutubeなどに動画を公開しているので確認すると良いでしょう。
有名どころのエミュレータアプリ全般をテストしたかぎりでは動作・操作性に問題はありませんでした。(動作させるROMイメージによっては、エミュレータアプリ自体の性能もあるので完全に動作しない場合もあります)
国内正規販売店で本体・専用アクセサリを販売
国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)では、最新モデルの GPD XD Plusの販売はもちろん、専用アクセサリとして画面保護フィルム(ガラス製)の販売を予定しています。
GPD XD Plusは全台検品済・部品交換サービス付帯・日本仕様設定済という3つの安心を保証しています。
専用アクセサリの画面保護フィルム(ガラス製)の発売時期は2018年4月下旬から5月上旬を予定、販売価格は1,500円以下を想定しています。
この画面保護フィルム(ガラス製)は、GPD XD Plusだけでなく前モデル(GPD XD)でも使えます。
国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)は、GPD製品全般の販売実績・メンテナンスで多くの高い評価を得ています。海外通販サイトで購入した場合の不具合・不良品などの心配や、高い水準のサポートを期待している人にはおススメです。