
GPD社からネットワーク技術者向けの新製品「GPD MicroPC 2」が登場しました。
2019年に登場した GPD MicroPC の後継モデルで、画面サイズは 7インチに大きくなり、Intel N250プロセッサを搭載するなど、基本スペックも大きく進化しています。
クラウドファンディングの開始日時はまだ公開されていませんが、出資価格は495ドルを予定しています。詳細な製品仕様やスペックについて、詳しくチェックしていきます。
製品仕様とスペック

GPD MicroPC 2 のスペックは以下のとおりです。
製品名 | GPD MicroPC 2 |
ディスプレイ | 7インチ 解像度 1920 ×1080 16:9 10点マルチタッチ |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel N250 |
グラフィクス | Intel UHDグラフィックス |
メモリ | 16GB LPDDR5 4800 |
ストレージ | 512GB M.2 2280 SSD (PCI Express 3.0 x4接続) |
インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-Cポート × 2 (10Gbps、PD、DP 1.4) USB 3.2 Gen2 Type-Aポート × 2 HDMI 2.1ポート RJ45(LAN)ポート microSDカードスロット イヤホンジャック |
センサー・その他 | ステレオスピーカー カメラ、マイク トラックパッド バックライト付きキーボード アクティブ冷却 指紋認証一体型電源ボタン |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
バッテリー | 27.5Wh |
大きさ | 171.2 × 110.8 × 23.5mm |
重さ | 490g |
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。

小型モデルですが、180度回転して折りたためるヒンジは今回も採用されていて、豊富なインターフェースも変わらず充実しています。
本体デザインは GPD Pocket 4 に似ていますが、本体やディスプレイのサイズはよりコンパクトに設計されていることがアピールされています。基本スペックは控えめですが、一般的なビジネスユースの事務作業にも十分対応できる機能を備えています。

最も近いサイズ感はGPD WIN Miniで、画像を見てもほとんど同じ大きさです。
ネットワーク技術者向けのツールとしてだけでなく、汎用性の高い UMPC を探している一般ユーザーにとっても、魅力的な価格設定の 1台として注目を集めそうです。
価格・モデル

クラウドファンディングサイト Indiegogo でキャンペーンを開始予定です。
早割価格と出資価格は以下のとおりです。
製品名 | モデル | 早割価格 / 出資価格 |
GPD MicroPC 2 | Intel N250 16GB / 512GB | 495ドル / 600ドル |
現時点で予定されているのは 1モデルのみです。
2025年9月に出荷を予定しています。
関連ページリンク
・GPD MicroPC 2 プレビューページ|Indiegogo
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