有線ゲーミングコントローラー「GameSir T4 Kaleid」は、透き通るようなボディに、自在にカスタマイズ可能な 1680万色の美しい Kaleid(RGBライトエフェクト)を搭載したモデルです。
超低遅延で安定性が高い有線接続のみをサポートし、シームレスで快適な操作性を実現しています。動作環境は Windows 10 / 11、Nintendo Switch、Android 8.0以降です。
GameSir T4 Kaleid の価格・販売ストア
GameSir T4 Kaleid は、国内外の通販サイトで広く販売しています。
販売価格は 6,200円~7,400円で、Amazon での販売も開始しています。
GameSir T4 Kaleid のレビュー
有線ゲーミングコントローラー「GameSir T4 Kaleid」をチェックします。
付属品から動作環境、基本的な特徴、実際の使い心地にいたるまでを解説します。
動作環境
GameSir T4 Kaleid の動作環境はこちらです。
安定性が高い有線接続のみをサポートし、バッテリーは内蔵していません。
- Windows 10 / 11
- Nintendo Switch
- Android 8.0以降
付属品
1. 保証書
2. マニュアル(日本語あり)
3. USB Type-Cケーブル(長さ 2m)
4. 合格証
大きさ・重さ
大きさは 156 × 107 × 60mm で、重さは 212g です。
透明度が高いプラスチック筐体(ABS樹脂素材)を採用しており、同サイズの一般的なコントローラーと比較して軽量です。
似たような形状・サイズのコントローラーの大きさ・重さは比較してみました。
以下は公式発表されているスペックに基づく比較です。
製品名 | 大きさ | 重さ |
Nintendo Switch Proコントローラー | 106 × 152 × 60mm | 246g |
GameSir T4 Kaleid | 156 × 107 × 60mm | 212g |
Xbox ワイヤレスコントローラー | 105 × 150 × 60mm | 241g(電池なし) |
総合的なビルドクオリティも高いゲーミングコントローラーです。
クリアカラーということもあり、皮脂や小キズが目立ちやすいデメリットはありますが、質感や重量感も良好で、安っぽさを感じさせません。
専用アプリ
専用アプリ『GameSir T4k App』は、Microsoft Store からダウンロードします。
標準プリセット(デフォルト)を合わせて、自分好みのプリセットを3つ保存可能です。
各ボタンのマッピング、方向パッド、スティックやトリガーゾーンの微調整、バイブレーションの強弱などを設定できます。ボタン、アナログトリガーの感度に違和感がある人でも、かなり細かく調整できるのは大きな特徴です。
RGBライトの各プリセットは8つずつ(合計 48セット)保存可能です。
各プリセットは6つ用意されており、アニメーション(ライトエフェクト)が4種類用意されています。HOMEボタンを含めたライトカラーは 1680万色を自在にカスタマイズして設定できるのもポイントです。
必要に応じて公式ウェブサイト版を導入してみてください。
インターフェース
有線接続をサポートする USB Type-Cポートとイヤホンジャックを搭載しています。USB Tyep-Cポートは奥まった配置となっていることや、Xinputモードではイヤホンをサポートしていない点には注意が必要です。
GameSirオリジナルのアナログスティックには、ホール効果センサーが採用され、経年劣化や摩耗によるドリフト現象(勝手に動くコントローラーの不具合)に強く、発生しにくいパーツが採用されています。
また、振動モーターのフィードバックも優れており、傾斜や回転、標準を合わせやすい 6軸ジャイロ、Mボタンや L4 / R4ボタンを備えています。入力遅延はほぼゼロで、シームレスな操作と正確なフィードバックを実現しています。
正面の操作部は透明度が高く、グリップ部分にはマットな質感があります。背面は全面がマットな質感で、グリップ部分は滑り止めのためのテクスチャー加工が施されています。
正面の RGBライトは鮮明であり、側面や背面側はすりガラスを通したような均一にきめ細かい拡散されるようなライトエフェクトとなっています。
操作性
操作性や持ちやすさは『優れている』と評価します。
デザインや形状、ボタンレイアウトは Xboxワイヤレスコントローラーを模倣しており、ほぼ違和感なく操作できます。また、入力遅延も一切感じられません。
ABXYボタンサイズは 10.2mm、ストロークは 0.6mm で、Xboxワイヤレスコントローラーにそっくりですが、ボタンを押した際のクリック感や押し心地に優れています。アナログスティックの頭はやや大きめで、スティックキャップを取り付けた場合とほぼ同等のサイズ感です。
十字キーはゴム製パッドで、カチカチとしたクリック感はありません。また、ビューボタンやメニューボタン相当の機能ボタンは、やや斜め上部に配置されています。普段から Xboxワイヤレスコントローラーを使っているほど若干の慣れが必要です。
一見するとクリアカラーで滑りやすく見えますが、持ち心地についても問題ありません。
グリップ部分がマットな質感で、背面がザラっとしたテクスチャー加工がされているため、汗ばんだ指先でも滑ることなく問題なく操作できます。
また、Mボタンを組み合わせた振動強度の変更、RGBライトエフェクトの切り替えや明るさ調整、ボタン配置の変更(Xbox⇔Switch)、連射機能やマクロ機能などは専用アプリを使わずに変更できるのもポイントです。
標準プリセットのまま使ってきましたが、もっと直感的な操作でプレイしたいという方は、専用アプリで感度の調整をすることで対応可能です。
まとめ
GameSir T4 Kaleid は、超低遅延で安定性が高い有線接続のみをサポートしています。専用アプリによる自由なカスタマイズや、透明ボディに美しい Kaleid(万華・RGBライトエフェクト)を搭載したモデルです。
総合評価としては「優れている」と評価します。
Xboxワイヤレスコントローラーを模した形状やボタンレイアウト、ゲーミングを象徴するかのような透明ボディに RGBエフェクトを採用するなど操作性とデザインを両立しています。
操作性や持ちやすさについても問題はなく、6軸ジャイロや振動の強弱に加え、Mボタンを組み合わせることで連射機能やボタン配置の変更など、専用アプリを使った感度の細やかな調整にも優れています。
ただし、有線接続のみでバッテリー非搭載、ボイスチャット非対応なので、この部分にこだわりがある場合はトレードオフが必要です。
耐久性については評価していませんが、信頼性が高く耐久性に優れたパーツを採用しており、ゲーミングコントローラーとして十分に使えるモデルと評価します。
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