OneMix2シリーズを発表したOneNetbook(深圳壹号本科技有限公司)が、12月11日に『新製品』を発表しました。
どのような新製品を発表するのか気になっている人も多いはず。独自取材から得られた情報を含めて予想をしていた結果を見ていきます。3つのプロダクト計画から今後の日本国内での販売を視野に入れた戦略も見えてくる!?
ついに12月11日解禁!OneNetbookが『新製品』を発表
GPD(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)のGPD Pocket 2と人気を二分するOneMix2シリーズを発売しているOneNetbook(深圳壹号本科技有限公司)が、12月11日に『新製品』を発表しました。
独自取材から得られた3つのプロダクト計画をもとに『新製品』を予想していた結果を見ていきます。果たしてどんな製品を発表したのでしょうか。
3つのプロダクト計画
12月11日に解禁された『新製品』情報を、独自取材から得られた情報をもとに予想をしていました。現在進行中を含めてOneNetbookが計画している3つのプロダクトから予想をしていた内容を見ていきます。
OneMix3シリーズが前倒しになる!?
2019年に発表を予定しているOneMix3シリーズが前倒しになるという予想もできますが、OneMix2シリーズの販売が開始したタイミングを考えると『新製品』として発表するタイミングではありません。
カラーバリエーション または マイナーバージョンアップ!?
カラーバリエーションの追加、マイナーバージョンアップが、有力な『新製品』であると考えられます。以前にOneNetbookは、メモリ16GB・ストレージ容量512GBモデルは販売しないことを決定しましたが、ユーザーフィードバック・売れ行きが良いので復活した可能性は高いと考えられます。
GPD WINシリーズをターゲット!?
少しまえからOneNetbookはゲームコンソールの設計・開発を進めています。具体的なスペック・情報などは一切開示されていませんが、GPD(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)のGPD WINシリーズをターゲットにした商品を発表するかもしれません。
情報を得られたタイミングを考えると『新製品』として間に合うようには思えませんが発表があってもおかしくありません。
『新製品』錦鯉エディションを発表!
近年では、錦鯉は中国や東南アジアの富裕層を中心に爆発的な人気となっています。その錦鯉と中国共産党カラーを組み合わせた OneMix 2Sをベースにした限定:錦鯉エディション「OneMix 2s Koi Edition」が『新製品』として発表されました!
OneMix 2Sをベースにしたスペックで、大きな違いは錦鯉のプリント・赤くアルマイト加工された外観とスタイラスペン、ストレージ容量が512GBに増量されている点です。そのほかの違いはありません。
限定モデルである錦鯉エディションの販売価格は約1,100ドル(現在はプレセール価格:899.99ドル)です。
OneMix 2Sよりも400ドル近く価格が高いので、正直 魅力的な『新製品』であるとはいえません。錦鯉に強い思い入れがある人や、違ったモノを所有したいという欲求がある人向けの商品といえるでしょう。
日本国内の販売代理店を募集
OneMix2シリーズの購入者の大半は日本国内ユーザーです。そんな状況をOneNetbookは見過ごすこともなく、日本国内の販売代理店を募集しています。
これから投入を予定している製品の顔ぶれを見てもわかるとおり、日本ユーザーをターゲットにした戦略を打ち立てています。
ただ、海外通販サイトの発注数量・卸売価格などに優劣をつけて出荷をしてためか混乱を招いています。中国メーカーにありがちなことですが、日本国内で販売代理店を見つけるためにも改善してほしいところです。
現在、日本国内の複数の販売代理店候補と商談中なので、もしかしたら直近で販売代理店が発表されるかもしれません。
これからも新情報を発信!
情報公開をする許諾が得られないことも多々ありますが、中国現地協力者、OneNetbook関係者から得られた新情報をこれからも発信していきます。
画像はOneNetbook社の旧オフィスがあった場所です。(今はきれいで大きなオフィスに移転しています)